「50歳からのごきげんひとり旅」by 山脇りこ
著者の山脇りこさんは料理家らしいが、申し訳ないが始めて聞いた名前だった。この本は、文庫本だが、書下ろしということで、内容は新しいさを感じる。
「ひとり旅」ということで、ぶらっと一人で無計画に出かけていく内容かと思っていたら、少し違っていて、旅行に行くタイミング的はぶらっとなのかもしれないが、日ごろから行きたい地域とそこでの行きたい場所に関する情報をしっかり蓄積し準備していることを理解した。
そこまでしっかり準備しているから、ひとりでの旅でもごきげんに出かけることができるのだと思った。この本の読むと本当にそこに行ってみたくなる気がする。
内容ではやはり自分が行ったことがあったり、住んでいたりする場所は感じ方がひとつ大きいのはやむを得ないのかもしれない。今住んでいる大阪とか行ったことがある京都や奈良の説明には、「そうそう」と頷きながら読んでいた。また、かって住んでいたパリの描写はなつかしく、またパリに行きたいなあと強く思った。
この本では、旅やその場所に関する本やレストランやお店がいろいろ紹介されているが、その中で興味を持ったのは、浦 一也さんの「旅はゲストルーム」で、早速Ⅰ、Ⅱ、Ⅲの3冊をアマゾンで購入した。
評価は、間違いなく、5/5です。