「蜜蜂と遠雷」by 恩田 陸
今週簡単な手術を受けるため入院したので、前から読まなくちゃと思っていたこの本を入院中読み終えた。いつもの積読なので、読んだのは文庫本ではなく、単行本の方。本の帯には、第156回直木賞受賞作、2017年本屋大賞ノミネート作と書いてあるので、私が買ったのは直木賞受賞後、本屋大賞受賞前ということになる。
単行本は2段組みで500ページある大作ではあるが、各登場人物のエピソードとピアノコンペティションの進行内容がうまく織りあって、読者をぐいぐい引っ張っていく感じで、やはり直木賞と本