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「未来を創造するスタンフォードのマインドセット」
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米国スタンフォード大学のビジネススクールであるGraduate School of Business (GSB)を中心に同大学に留学し卒業した日本人が、同大学で学んだことを活かし、新しいことにチャレンジしている仕事の内容や考え方について語ったもの。
大学がシリコンバレーに位置していることもあり、伝統的にスタートアップの精神が旺盛で、大学のいたるところに「Change Lives, Change Organizations, Change the World」というスローガンが掲示されているとのことである。
この本に出てくる日本人の多くが留学前の職業を離れて、新たな人生を積極的に歩み、様々なことにチャレンジしているのは本当に素晴らしいことだと思った。やはり、スタンフォード大学で学ぶ中で、自然とそういう考え方や行動を起こすようになり、チャレンジすることの壁がかなり低くなっているのだと感じた。
GSBの授業内容について、この本のなかでも紹介されているが、たまたま先週号のThe Economistの記事にGSBの有名授業について書かれていた。今回英国の首相になった Rishi Sunak氏がGSBの卒業生だったことも影響しているが、GSBではビジネスのソフト面のスキルを教える授業が有名らしく、3つ挙げられていて、「Paths to Power」「Touchy Feely」「Managing Growing Enterprise」だった。
日本人もまだまだ頑張れると思えるような話が多かった。評価は、大変面白かったので、5/5です。