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「本物のコンサルを選ぶ技術」by 堀 紘一&津田久資
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元ボストン・コンサルティングの堀氏とその弟子の津田氏の共著で、良いコンサルタントの見抜き方について書いた本。
本の構成は、堀氏ができるコンサルタントについての考え方及びクライアント側のあるべき姿について自分の考えを述べた後、津田氏がそれを理論的に補足するという形式で書かれている。
最近就職でもコンサルティング会社は人気だし、ITを中心とする総合系のコンサル会社は大量採用をしているため、従来に比べてコンサルタントも玉石混淆になって、費用はかかっても期待外れの結果の場合も多くなっている状況を危惧し、このような本を出した模様。
堅苦しい経済書ではなく、堀さんのよもやま話を聞いているような軽い感じの内容になっているというのが自分の感想。「コンサルを選ぶ技術」というタイトルだが、診断士というコンサルの端くれの身としては、「こういうコンサルを目指す」という逆の意識でこの本を読んだ。
内容としてはまずまずなので、評価は4.5/5です。