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「起業1年目の教科書」by 今井 孝
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本の表紙に書かれている「1年目から無理なく年収1000万円稼ぐ」というキャッチフレーズは、少し書かれている内容と違うのかなあ?という気もするが、「本書を読めば、不安や恐怖が消える」というのはそこそこ当たっていると思う。
著者がこの本で言っているのは、①まず第一歩を踏み出すことが大切だということ、②その一歩は小さいものでいいこと、③失敗は恐れないこと、④失敗という捉え方でなく、改善の機会と捉えるべきこと、⑤最初の成功は簡単ではないかもしれないが、しつこくやっていれば、やがてどうにかなるものであること、⑥一度成功するとドライブが掛かり、いい回転が起こること、等前向きになれることが書かれている。
著者もいろいろチャレンジし続けたからこそ、成功したとのことで、当たり前と言えば、当たり前のノウハウとも言えるが、地道にやるしかない。その地道を続けるには、そのことが好きであることが重要であるとのこと。
サラッと読めるが、起業するのに少し勇気をもらった気がする本である。
評価は、5/5です。