「定年英語」by 田代真一郎
この本は、2015年に新書で刊行された「英語が話せない、海外居住経験なしのエンジニアだった私が定年後に同時通訳者になれた理由」と非常に長い題名の本を改題、再編集したもの。
この元の本も買って読んでいたにも拘わらず、細かい内容をほとんど忘れていて、この本について内容として「東京オリンピックで通訳をやるとすれば」という箇所がいくつも出てくるので、おかしいなあと思いつつも、前に読んだ本だとは全く気がつかなかった。
著者のブログもフォローしているが、新型コロナが始まった2020年春から更新はないものの、そのブログで二冊目の本の内容を考えないといけないということを書かれていたので、この本を見て「ようやく2冊目が出版されたか、良かったなあ」と単純に思って買ってしまった。
書かれている内容は、前述の「東京オリンピック」を無視すれば、英語学習者にとっては非常に参考になることが多く、改めて良書だと思った。また、語学の習得に近道はない、地道にやり続けることが大切だと再認識した。
評価は、5/5です。