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「BLINK 第1感」by マルコム・グラッドウェル
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これは、かなり前に米国で長期間に亘ってベストセラーリストに載っていた本で、今年翻訳本の文庫本が出版されたので読んでみた。
さすが、米国のベストセラーになるだけのことはあって、本当に面白くて一気に読んだ。
最初我々が持っている「ひらめき」の力についての説明があるが、その「ひらめき」の正体を追い求める中で、「ひらめき」が間違った精神状態で行われるときのリスクを説明したり、選択の多さが「ひらめき」力の効き方に違いを見せるなど、読んでいて「なるほどなあ!」と感心させられることが一杯出てきて飽きさせない本だった。
それにしても、ここで紹介されている様々な物語はどのように見つけて、集めてくるのだろうか? それが、著者の文章力以上に重要で大切な能力なのかもしれない。
評価は、間違いなく5/5です。