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「A PROMISED LAND」by BARACK OBAMA

ようやくオバマ前大統領の自伝(前半)750ページを読み終えた。朝の通勤時間の約1時間は英単語の暗記を行って、他に空いてる時間はこの英語の本を読んでいたので、日本語の本の読書量が激減していた。

オバマ前大統領が、シカゴの地方議員から上院議員、そして民主党の大統領候補から米国大統領となり、その政策運営や事件について率直に自分の考え等を記述している。

誰もが知る、サブプライムローン問題に端を発した金融不安、所謂オバマケアの成立、メキシコ湾で起きたディープウォーターホライズンの原油被害問題、中間選挙の敗北、ムバラク・エジプト大統領の失脚、リビアのカダフィ大佐への攻撃、オサマ・ビン・ラディンの殺害等、それぞれの状況における舞台裏が書かれている。

この本を読むと、アメリカ大統領は絶対的な権限を持っているものの、次々に起こる問題や自分の政策の推進等、なかなか大変な職業なんだと感じる。自身の判断や決断が、アメリカ1国に留まらずに世界に大きな影響を及ぼすと考えると本当に緊張の毎日なんだと想像できる。

この自伝は750ページもあるが、まだ半分で、残り半分はこれから出版されることが期待されているが、それが出版されたら続きを読みたいと思う。
アメリカの大統領は職を辞したあとは、だいたい自伝を出版するのが普通で、機密情報は出せないものの、政権の主人公の生の声が聴けるそうした自伝はいつも楽しみにしている。

評価は、間違いなく5/5です。


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