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自分で考えて決められる賢い子供   究極の育て方    サカイク著

自分で決断して、これからの時代を生き抜いていく人間になって幸せに暮らしていける、そんな人間にわが子もなってほしい。現代の親御さんたちに多い願いじゃないでしょうか?

けど、どうすればいいかがぼんやりしてるし日々忙しくてじっくり取り組む時間もないよー  だし、今はといあえずいいかな暇になったら勉強しよう。て感じの人多くないですか?自分はそうでした (笑)  

一緒にするな!という方々すいませんでした。  そんなだった自分の意識が変わったのがーこの本でした!表紙に書いてある文句見て即買いしました。

内容も良く、求めていた知識や具体例がたくさんあって、2019年発売で現在まで何度も読み返してます。だって本当の意味で賢いとは?人生で必要なスキルがサッカーにある? サッカー好きので育児してる人間からしたら超読みやすいじゃん!と。もちろんサッカー好きじゃなくても育児本、啓発本として良書だと、おすすめです。

人生で絶対必要なライフスキルて何?

⊡人生で起こる諸問題や要求に対し、建設的かつ効果的に対処するために必         要な能力―世界保健機構(WHO)より

これ身に付いてる子供いたら将来安心だし、むしろ自分が身につけたい。。それをサッカーから学び活かすことができるそうです。

全部で5つのスキルが紹介されています

①考える力

②チャレンジする力

③コミュニケーション力

④リーダーシップ力

⑤感謝の心

これが全てサッカーの中にある!(むしろスポーツ全般に言えると思いますが今回はサッカーを主題にしてるのでご了承ください)

※1980年代のアメリカスポーツカレッジ現場で考案されたそうで、細かく10項目あり表も載ってたましたが割愛させていただきます!細かくて。。。

そしてこれらの能力は、後天的に習得できる!ということ

今からの不確実性の高い時代を生き抜いていく為の賢さとはこういうことかと思いました。なんとなく知っててもはっきりと言語化されてるのでわかりやすいです。ライフスキルとは非認知能力とも言えるそうで、身に付けるには夢中で打ち込めることを通して子供たちが主体的、能動的に行動することが有効と言われています。

この逆は、点数やIQといった正解を求める目に見えやすい能力(認知能力)

今回の記事でお伝えするは能力は3つに絞ります

①考える力 ②チャレンジする力 ⑤感謝する力

自分が特に学びになったところを厳選して、自分なりに全力でお伝えしようと思います。よろしくお願いします。

※ほかの項目もたくさん気付きや学びがあるので気になる方はご一読を※

①考える力

言うと一言だけど幅広!と思ってなかなか整理できないでいましたが、いくつかのわかりやすい例を踏まえて教えてくれるので納得がいきました。

〇失敗を先回りしてカバーしない

簡単に言うと過保護ですね、親にその気がなくても子が失敗するのが予測してしまってついついやっちゃう。失敗してそこからどうするかが思考の始まりなのに。どんな結果だろうと見守る姿勢で

〇考える力の引き出し方  【質問する】

質問て見て、知ってるよ!と思った人。私は思いました。けど実際子供と話してると意外とできてないことに気づいたんです。

「今日どうだった?」   

「別に」

正直いって毎日毎日トピックのある学校生活てなくないですか?だしこの質問て子供にしたら難しいのかもしれません。そこで、

「今日学校の◇◇ていうのは楽しかった? 難しかった?」

つまり行事でも友達でも特定の科目でもいいから具体的にして子供の回答する範囲を広げてあげるようにすると答えやすくないですか?

〇Why形式からHOW形式に

なぜ?なんで?は相手を追い込む、この場合は質問者にあらかじめ正解の回答がありその答えを言わせたいという心理がある。そこで、

どうしたい?どうしたら次からよくなると思う?など子供を尊重する言葉に変えて質問する。

そうすれば責められてると感じずに共に課題を解決しようとしてくれているんだと信頼関係を築くことにも繋がります!ここは実際に自分も試しました。確かに子供のリアクションはそれまでより前向きなものとなったと感じましたし、ただ反省するだけでなく建設的な話ができたなーと、親も納得感がありました!

〇選択肢を与えれば、子供たちは自分で考えだす

そうはいってもなかなかうちの子は答えが返ってこないんです~ という方々もいると思います。わかります、すーっごいわかります。

その時の対応でよくあるのが、選択肢を与えて引き出すという方法。定番な気もするけど有効みたいです。A or B といった感じで。

サッカーで簡単に例えるなら、右と左どっちにパス出したほうがいいと思う?みたいなそしたらたまに提示した答え以外の答えを出す場合もあります。ここで大事なポイント!

子どもが出した答えは全て受け入れる!親があらかじめ答えを準備しない!

「第三の選択」を出してきてもそれは 子どもが自ら考え導き出した証です。

つまり考えよう!だけでは子供の頭は動かない。何を?状態でフリーズすることもあるということですね。知識と経験がある年代にはいいかもしれないでどね。

考える力  まとめ

・自分で考えることとは、3つのアクション。「気づき、考え、行動する」      行動するまでをワンセット

・考えて行動することにブレーキをかけさせないように親が正解を用意しない

・達成へのプロセスを大切に。親は「うまくいかなかったらどうしたらいいか」を考えるための材料を提供する意識で

②チャレンジする力

目標や目的に対して自らアクションを起こす力 と定義しています。

そのチャレンジするかしないかの行動に差が出るわけは、自己肯定感の高低にあるということです。ここで注意が必要なのは単に”勉強ができる”から積極性と自信が持てるわけではないということ。

〇間違っていようと関係なく自信があるという状態で、「根拠のない自信」を背景にしてるんです。

大人になったときに折れない自信はどちらでしょうか?

〇親に求められる我慢の心

何か失敗するたびに小言とか干渉してきてたら次チャレンジしようという気持ちにはならないですよね。黙ってあげることが最大のサポートになる場面が結構あったりしますね。

〇親のネガティブワードが子供のチャレンジする「一歩」を奪う

応援してるつもりが批判やため息まじりのネガティブリアクションになってませんか?日常生活でも「ダメ」「できない」「まだ早い」「どうせ」などなど使っちゃうと思います。。自分もつい出てます。改善してこう!

ですが、それこそが子供の成長にブロックをかけてることも理解して生活すれば徐々にでもいい方向に向かうのではないでしょうか。こういう対応を続けると例えば教室で挙手できない自己肯定感の低い子供を育ててしまうと書かれていました。

〇ミスに目を向けない、その過程にあるチャレンジを評価する

普段チャレンジしろと言ってる大人たちが、ミスしたら怒り出す。子供はパニックですよ。言ってることと行動が逆なんだから、そうしてると臆病になっていく。だから、小さくてもいいし過程にあるチャレンジを見つけて評価してあげてください!

発明王エジソンは失敗についてこんな言葉を、、

「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまくいかない方法をみつけただけだ」

ポジティブーーーーーーーーーーー!!これですよ。

もはや失敗とは存在しないものなんじゃないかとすら考えられそう。

チャレンジする力  まとめ

・失敗することがダメなのではなく、チャレンジしないことこそがダメなこと。

・親がネガティブワードを使わない、子供の挑戦意欲をそいでしまうから。我慢の心で自己肯定感を育てよう

・根拠のない自信こそが将来の自己肯定感につながる。

⑤感謝の力

☆もっとも強力な、すべてのライフスキルの源泉になると記されています。

感謝できる人って、大人でも幸せそうに暮らしているイメージがありますよね。現代において幸せを作る力は「感謝できるかどうか」だったんです。

現在、様々な多様性社会の中で親が子に思う願いって、究極のところ、幸せになってほしいですよね?けど昔の幸せがもう通用しない、幸せの定義自体が変わっているから。

だけど幸せと感謝はつながってるとペンシルバニア大学、セリグマン教授の研究で、感謝しやすい人はストレス反応が起こりにくく充実してると思う人が育ちやすいとなってるそうです。

〇一流アスリートはみな、感謝の心を持っている。

インタビューとかでも聞きますよね。感謝が自分の在り方を見直したり、自己成長につながるから身に付けるべきものとしてわかってる

〇サッカーは(スポーツ全般に言える)細かなプレーに対し、サンキューやナイスなど声をかけるから自然に感謝の心が育ちやすい。

よく握手してますよね、試合後でも試合中でも。あれいいですよね、対等な感じとリスペクトがあって。

〇子供を変える親の「ありがとう)

親がまずその姿を見せましょう!子供は洞察力がホント高い。どんなに感謝が大切と説明しても親自身が日常的にありがとうと言えてないと理屈が通らない

まず親が現在できてなかったとしても、認めて正していくことその姿を見せることも効果的なロールモデル(見本)となる!

感謝しましょう。。自戒を込めてます。

感謝の力  まとめ

・全てのライフスキルに通じるものとして認識し、育てよう

・一流の人は持ってる感謝の心。なぜか、自己成長につながるから

・親がまずその姿勢を見せよう!

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あとがき

長々と失礼しました。為になることがありすぎて、ついつい、、まだまだ、まとめ方が未熟ですね。勉強します!この本に書いてあることが絶対正しいといいたいわけではないです。育児や育成場面でできることとできないことがあるのも重々承知です。

ですが、どこか読むとポジティブに子供に接してみようかなと思えたので紹介させていただきました。ここまで読んでいただきありがとうございました。

最後に深く印象に残った言葉を

「努力は夢中に勝てない」



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