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この一杯は天使の取り分

久々に連続で書けそうです。嘘です。
皆さんこんにちは。お元気でいらっしゃいますか。

この記事書こうと思ったの1月か2月の頭だったんですけどいつの間にやらもう・・・何月?

今回は買った漫画についてご紹介というか感想をばをば。

糸井のぞ先生による『この一杯は天使の取り分』

大大大好きな糸井のぞ先生の最新作!

夢から逃げて、出会ったのは…ウィスキーと天使!?
フィギュアスケーターの夢から逃げ、ウィスキー製造「天ノ家蒸溜所」でひっそり働く鳩子。貯蔵庫で見た不思議な光を追った先で、美味しそうに飲酒する天使に出会った。ウィスキーの香りが漂う非現実的な空間で、自分の「現実」をなぜか語れてしまった鳩子は、少し心が軽くなって…?

というのがあらすじ。
タイトルと作中に出てくる「天使」の謂れは、ウィスキーをつくるにおいてのある逸話。
蒸留した原酒を木製の樽につめ、長い年月をかけ熟成させることで完成するウイスキー。この熟成の最中に原酒の量が少しずつ減っていく、という不思議な現象を、昔のウイスキー職人たちは「天使がこっそり飲んでいるに違いない」と考え、これを“天使の取り分”と呼んできたそうです。

主人公は今までの選手生活では触れて来なかった「お酒」と「プレッシャーのない生活」、「あたたかなふれあい」を天使との交流を通じ知っていきます。

糸井のぞ先生で初めて読んだのは『わたしと真夜中』でLINEマンガがきっかけでした。読み進めていくうち単行本でも欲しくなってすぐに買いました(笑)
画風と、感情の機微やセリフ回し、ドラマ脚本のようなストーリーに惹かれ、作品をちょこちょこ集めるように。
『真昼のポルボロン』、『最果てから、徒歩5分』、『恋か破壊か』の3作品は家に置いてあります。特に『真昼のポルボロン』は主要人物のスポットの当て方がすばらしくて私もお気に入り。
収録の短編も面白くて、現代のありそうな人間関係や感情を描くのがすごく上手な漫画家さんだと思っています。

昨年12月末、糸井のぞ先生のTwitterにて新刊を秋田書店さんから!というツイートがあり、電車でそれをみた私は叫び出しそうに(笑)
1話試し読みができるとのことだったので、すぐに読み、
「糸井先生、またすげえテーマで刺さる話書いてる・・・」
とでっかいため息と共に期待が上がるわたし。
残念ながら近所の書店にはなかったので正月早々電車に乗って大型書店に行き、1巻をゲット。

ネタバレにならないように言うと、「えっっこれどうなっちゃうの!!!???」と思わせてくれる1巻ラストでした。
糸井先生の今までの作品の巻の切り替えは、私が思うにですが、スルッと思わせぶりな締め方になることが多いのに対し、今回の『この一杯は天使の取り分』はいささか「おおっ!???」と衝撃が走るような終わり方だったので今後どういう風に物語が展開するのか、少々予測しづらいです。
だからこそより一層楽しみなんですけどね!!!!

ちなみに、ウィスキー好きさんにもお勧めできる漫画です。
よくいくバーのバーテンダーさんにもお勧めしてみようかな・・・

ちなみに、出版元の秋田書店さんのサイトに試し読みできると思いますので、ご興味ある方ぜひ1話読んで見てください~

感想文書くのほんと下手くそ笑
ではまた

さおり。

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