雨の夜に・・

『雨の夜に・・』

あなたの指と

わたしの指が離れて

ふたりの間には

違う時が流れて

溝を深く削って

もう戻ることはできない


分かっているの

もう戻れないことは


そんなの

分かってる


でも

あなたの声が

聞きたくなることがあるの


あなたの指に

触れたくなることがあるの


こんな雨の夜には・・




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