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大動脈解離 #6 リハビリ開始
手術から約10日経過してリハビリが始まった。
いつかはやるのだろうと思っていたが、予想よりもずっと早かった。
(もうリハビリ?)
(大丈夫なの?)
(運動なんてしたら心臓が爆発するんじゃ…?血管裂けるんじゃ…?)
そんな漠然とした不安を抱えながらリハビリ指導士さんの元、準備運動とストレッチからのエアロバイク10分。汗はかかない程度の強度で無理なくこいで、節目節目でノートに血圧や非常に楽~非常にキツイなどの所感を記載をする。
他にも
・フロアの廊下を競歩風に周回
・5m間隔くらいの2本のポールをくるくる周回
・なだらかな階段の上り下り
などなど基本的には軽度の有酸素運動が中心だ。
運動の内容的には大したことはない。
しかし疲れる、足がずしぃぃぃと重く感じる、ふとももの裏がだるくて堪らない。
こんなに筋力体力が落ちているとは…情けない。
ちょっと心臓を押さえながら三杉淳君(キャプテン翼)を想った。
ところで、心臓を手術した患者さんが早々に運動をして良いのだろうか?
その答えとしては概ねこんな感じでした。
(ネットで拝見したものを引用させて頂く)
心臓に何らかの問題を抱えている場合、運動を避けるべきと考えている人も多い。
本人も心臓に無理がかかるのではという心配や、体を動かす際のつらさなどから、あまり積極的に活動しようとは思わないだろう。
しかし、体を動かすことを避けていると、運動能力が低下して日常的な動作にも支障が出る恐れがある。
むしろ心臓リハビリを行い体の状態に合わせた運動を習慣化することで、筋力の低下の防止や、心臓への負担を軽減することにつながる。