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久々にデザインの"空気"を吸いに行った、Designship 2024の2日間

こんにちは!Brian(@skinnybrian_hm)です🔆
超久々にデザインに関するnoteを書きました。

僕は3年前まで事業会社でSaaSのプロダクトデザイナーとデザインマネジャーをしたのち、(いろいろあって)1年半ほどニートをしていたのですが、晴れて今年4月からフリーランスのプロダクトデザイナーとして活動を再開しました。

実はまだ再開したって報告が結構知らない人も多くまばらなので…これから少しずつこうしてアウトプットしながらお伝えができればいいなと個人的には思ってます🤲


本題

久々に参加したDesignship。毎年開催されている本イベントですが、僕が最後に参加したのは2021年のオンライン以来でした。(ちなみにスポンサーセッションで「マーケティングのデザイン」というテーマでディスカション登壇もさせていただきました)

このnoteでは参加したセッションの内容についてのレポートではなく、 僕がこのDesignshipを通じて得た気づきやこれからやってみたいことを自分の解釈で書き残そうと思います。

※各日のセッションレポは別noteで書きましたので記事の最後あたりにあるリンクから御覧ください。

イベントの詳細はここでは言及しないので公式サイトでぜひご確認ください↓


いきなりまとめ

いきなりまとめです!本当にどのセッションも素晴らしく、参加したセッションの感想を書くと山ほどの量になりそうなので別のnoteに書こうと思います(後日公開予定)

イベント毎回参加して思うことの基本ですが、イベントで得た学びのインプットだけで終わっては本当にだめだと思うので、とにかくよかった学びは即実践することだと思ってます。とにかく実践する!実践大事!!!

Designshipのセッションを聞いて、僕がこれから実践することをまとめるとこんな感じです。

  • 自分の携わっているプロダクトのビジネスモデルを理解して、できるだけ上流から関われる環境づくり

    • →業務委託先の同じメンバーで詳しい人に聞いたり資料を教えてもらって読んだり質問する。時には社内Notionやコミュニティでアウトプットしてみる。

  • 作って終わりにしないデザインシステムをつくってリリースする

    • →他社事例をリサーチしながら運用方法を模索する。自社のブランド、MVVとつなげる。社内で地道に啓蒙活動をする。何年かかっても。

  • 日本だけでなく世界に視点を向ける

    • →日本の市場だけでグロースするのはもったいなさすぎる。海外展開の視野を持つ。英語記事を積極的に読む。英語でアウトプットする。世界では英語圏がほとんどということを自覚する。

  • フリーランスデザイナーだからこそできるバリューを追求する

    • →専門性の高い部分で可能な限りコミットできる範囲で、良い取り組み事例や、進め方に困ったときに会社と会社を繋げて情報交換ができるようなきっかけづくりをしてお互いwin-winになるようなことをやってみる。

・・・正直、今でも実践してることはあったりではあるのですが、更にそれに磨きがかかる感じがしていてこれから楽しみです。わくわくすっぞ!!

それでは僕がこのDesignship 2024を通して、なぜこのように実践をやる!というところまでに至ったかを書いていきます。



いろんなデザインの"空気"がそこにはあった

Designshipの素晴らしいところは、僕がメインでやっているデジタルプロダクトのデザインだけでなく、造形、無形、社会、暮らし、インフラ…様々な場面で活躍しているデザイナーさんのお話が一同に集まってそれらのお話が聞ける最高の場です。ほとんどデジタルプロダクト周りのインプットしか普段やらない僕にとっては「デザイン」という共通言語でこれまでにない視点や切り口で知らないことを聞いたり、こんな考えがあったのか!と新しい気付きや着想を得たりすることができました。僕はこのDesignshipで、いろんなデザインの分野にふれ、そして"空気"のように、たくさん吸うことができた2日間だったのかなと思います。

空気を吸ったその先に得たもの

今年のDesignshipのテーマは「広がりすぎたデザインを、接続する。」でした。

画像出典: Designship 2024 | 広がりすぎたデザインを接続する、年に一度のデザインカンファレンス, TOPページより引用, 2024/10/15閲覧 https://design-ship.jp/2024

僕の主戦場であるデジタルプロダクトデザインについてはもちろんですが、デザインはそれだけにとどまらないのは前述したとおりです。同じデザインであるはずなのに、ほとんど関わったことのない「〇〇デザイン」という分野がありすぎることを改めて自覚しました。とにかくデザインという言葉が手前にありすぎるせいか、実際今デザインの話をしているけど、ここもデザインの話?これはデザインの話ではないの?とか、本当に線引きがわからないことが多々あります。この記事をたまたま読んでくれているあなたにもそんな経験があるのではないでしょうか。

でも実はデザインというのは最終的にはどれも繋がっているような気がしています。具体的には示せないけど何かと何かがデザインという言葉で繋がっているかまではなんとなくわかります。この「なんとなく」をどう具体的に表現するのか、そして誰かにどう伝えるのか、というのがデザインの本質なんだと思います。

デザインってマジで手段でしか無い

出典: 日米でのデザイン会社を同時に経営して分かった、日本のデザイナーが世界で活躍する方法 / Brandon K. Hill , 発表スライドより

だからこそ、デザインをすることを目的にしたら本当にだめだなと思いました。至極当然ではあるものの、僕でもつい気を抜いたりしてしまうと目的がデザインになってしまい、その先がわからなくなる瞬間がたくさんあります。

僕なりの解釈ではありますが、デザインはあくまで何かを達成させるための手段でしかなくて、デジタルプロダクトデザインでいうと、UI/UXデザインを作ること、デザインシステムを作ること、ユーザヒアリングをすること…などなどたくさんありますが、改めて「目的は何か」を定期的に見つめ直すことも大事だと痛感しました。

僕が印象に残っているセッションの1つは、Brandon K. Hill さんのセッションで、このセッションが聞けたのは個人的にすごく嬉しかったです。そこではアメリカでのUXデザイナーの給与水準の話がありました。僕もずっと前からBtraxのこちらの記事を知っていて、かなり昔に書かれたものであるものの僕も定期的に見返しながら、どうすれば日本のUXデザイナーの水準が上がるんだろうなぁと考えていたりすることが多かったです。

他のセッションでも給与水準ではないもののデザイナーの価値ついて言及しているセッションも多い印象で、スキル面の問題もありますが、それよりも何よりもデザインをどうビジネスに活かすか?そしてユーザの何を解決するのか?そしてグローバルに展開するにはどうしたらいいか?という観点が(すごく基本的なことなんだけれども)あらためておろそかにしちゃいけないなと思いました。


おわりに

久々のDesignship、本当に本当に良かったです。改めて登壇した皆様、スタッフの皆様にはいつも本当に感謝しています。来年も行きます。そして個人的なことではありますが、久々のデザインに関するnoteを書く機会を与えてくれてありがとうございます。

僕はこのDesignshipのようなカンファレンスイベントが元々大好きで、Designshipではないですが別のデザインイベントなんかで登壇したりすることをよくやっていたので、登壇も今年から徐々に再開していきたいなと思ってます。そしてあわよくば!!!!もちろん!!!!!Designshipに登壇したい!!!!!!!!!!

そんな気持ちをここに書き残しておきますw

現在僕はフリーランスのデジタルプロダクトデザイナーとして活動していますが、改めて気づいたのは僕は今、デザイナーとしてこのような働き方、生き方をたまたま選んでいるだけだということ。もしかしたらこれから将来別の「〇〇デザイン」に携わることもあれば、そもそもデザインをすること、デザイナーを辞めることを選ぶかもしれない。いろんなデザインの空気を吸った今だからこそ、自分のたくさんの可能性と向き合いながら、まとめにかいたような実践をしていきたいと思っています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました🔆




各日の学び&感想noteはこちら(執筆中)

すごく簡易的にですが、参加したセッションのうち印象にのこったものをまとめてます。よかったらこちらもご覧ください📕

1日目

*かいたらここにリンクはる*

2日目

*かいたらここにリンクはる*


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