エンジニア採用面接で大事にしていること
※本記事は、各担当記事を広報チームが代行して公開しています。
この記事はSkillnote Advent Calendar 2024の15日目の記事です。
はじめまして、Skillnoteでエンジニアリングマネージャーをしております高澤です。
はじめに
エンジニアリングマネージャーになってから、選考フェーズの一次面接をすることが多く、特に2023年から組織拡大を目指して採用活動を行っているため、その数が増えました。
そこで、今一度立ち止まって「エンジニア採用面接で質問していること・見たいポイント」を一部まとめてみたいと思います。※今回は、特に最近注力している「次期リーダーを目指せそうなジュニア・ミドル層」を対象としたものです。
※記事内で挙げている質問例は、弊社の評価基準を元に個人的に考えたものであり、必ずしも一貫したものではない点、会社としての採用基準の中でのごく一部である点、ご了承ください。
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エンジニア採用時に大切にしている候補者体験については、VPoE安藤のnoteより発信しています。
大事にしている点➀ハードスキル
事前に職務経歴書や履歴書、あれば技術発信のブログやGitHubも拝見した上で、弊社の技術スタックに関連する部分を中心に深堀りさせていただいております。
一例として…(「●●の導入」というご経験があれば)
どのような課題があって検討を始めたのか?
技術選定をするときに意識したことは?
どのように周囲のメンバーを巻き込んだのか?
背景としては、弊社には技術的な課題がまだまだ積み残されており、プロダクトの成長と並行して改善を行っている状況です。
ですので、課題を見つけ自分事化し、周囲を巻き込みながら技術で解決していけるようなご経験やマインドを持っていると、弊社でもご活躍いただけるのではないかと思います。
他、お得意な技術領域に合わせたご質問や、弊社でホットな領域に関連しても質問させていただくことが多いです。
例えば…
これまでで最も改善効果が大きかったパフォーマンスチューニングは?
大規模なライブラリのバージョンアップは、どのように進行した?
テスト自動化を行って、どのような効果が得られた?
※一方、お持ちのスキルがSkillnoteの技術スタックとマッチしていなくても、キャッチアップ出来そうであれば、この時点ではあまり重要視していません。
大事にしている点➁カルチャーフィット
弊社は5つのバリューを定めており(「フロントランナーであれ」、
「現場・現物」、「すぐ決めて、すぐ動く」、
「全員プロダクトオーナー」、「すべてのことに、誠実に対応しよう」)、それらを体現しながらご活躍いただけそうかを確認しています。
例えば…
(顧客折衝や上流工程のご経験がある場合)お客様とコミュニケーションするときに意識していることは?
ビジネスサイドのメンバーとコミュニケーションするときに意識していることは?
一人で考え込むタイプ?すぐ相談するタイプ?
ステークホルダーを巻き込み、曖昧な中で意思決定してきたご経験がある?
議論の中で意見が一致しない場合、どのように議論を運ぶようにしている?
私達の開発スタイルとして、定められたものをただ開発するだけでなく、ビジネスサイドのメンバーとコミュニケーションをしながら作り上げていくことを大切にしています。必要に応じて、私達エンジニアが直接お客様にデモやご説明を行い、お客様から直接ご意見をいただくこともあります。
このため、会社として大事にしている行動指針、バリューに共感いただけるかは重要なポイントだと考えています。
大事にしている点➂ドメインへの関心
Skillnoteは製造現場のスキルマネジメントシステムですので、「製造現場が抱える課題」について深い理解を求められることが多く、入社後、研修や個人でのリサーチを通じてインプットいただく必要があります。
製造業で働いたご経験がなくても、ニュースや記事などで最低限度でいいので知識があると納得感を持ってプロダクト開発をしていけると思いますし、お客様への提供価値をより深く理解できるので、関心を持てるかどうかは、結構重要だなと思っています。
■参考
大事にしている点④ソフトスキル
上記の質問をベースに対話させて頂くと、ソフトスキルの強みも見えてきます。
その上で、私は既存のメンバーひとりひとりを思い浮かべながら、皆様と一緒に安心感を持って働いていけそうかイメージしています。
私達は「(個人ではなく)チームで開発すること」を大切にしているため、お互い尊重し成長し合うようなコミュニケーションをしていきたいと思っています。
そのため、発言内容だけではない部分も、意識的に見るようにしています。
発言量(質問に対して簡潔すぎる回答ではないか)、相槌・笑顔などのノンバーバルコミュニケーション、発言の強弱など。
最後に
上記のようなことを意識して面接に取り組んでおりますが、まだブラッシュアップの途中ですし、会社や組織の変化とともに変えていくこともあります。
また、私も同様に「見られている」と自認し、お互いにとって納得できる時間になるよう、Skillnoteを魅力的な会社だと思ってもらえるよう、最大限努めています。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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※即座にご返信出来ない可能性があります。予めご了承ください。
引き続きSkillnote Advent Calendar2024をお楽しみください!