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しってる?野菜パウダー
職場のボイラーが壊れ、キンキンの水で洗い物をしまくった結果、手が人生で一番ガサガサになっているさぼてんです。ガサガサボテン。
全国的に給湯器不足が話題になっていますよね。。
全国のお母さん(もちろんお父さんも)、手仕事をされている方、ほんとうにご苦労様です。。!
■野菜パウダーってしってる?
突然ですが、「野菜パウダー」ってご存じでしょうか?
ご存じも何も、聞けば分かるか。。
引用元:九州ベジパウダー株式会社 様
引用元:三笠産業株式会社 様
※上記の商品は、私が個人的に気になってインターネットで検索し購入したものです。ほかにもいろいろな種類があるみたいです。
野菜パウダー屋さんの回し者ではありませんので、ご安心くださいね(笑)
■野菜パウダーってスゴイ?
ふだんスーパーで見るかというと、まぁ見ないですよね。業者さんが使うのは分かるけれど、家庭で使うイメージはない。そんな存在かと思います。
私もたまたま仕事の関係でその存在を知ったのですが、聞けば、最近は加工技術の発達により、栄養素は最大化&水分比率は最小化(つまり、雑菌が繁殖しづらく長モチする)されているんだそう。「そんなうまい話ある!?」というのが第一印象でした。
調べていくと、「これはもしや、野菜不足・食物繊維不足に陥りがちな現代の食生活においてかなりの助けになるのでは。。?」と思うようになり、本コラムに至りました。
■使いみち、意外といろいろ
”パウダー”といえば、おからパウダー、カレーパウダー、ココアパウダー、考えてみればいろいろありますよね。プロテインもそう。それならば、このラインアップの中に「野菜パウダー」があったって、なんの違和感もないはず!
意外と使いみちがあって、クッキーやマフィン、ゼリーなどのお菓子系はもちろん、ポタージュやカレー、ハンバーグ、卵焼きなんかにも使えます。
お米に混ぜ込んで色味をつければ、キャラ弁にも。あとは、離乳食に混ぜ込むのも栄養の補填になって良いですね^^
■野菜パウダー、何が良いの?
あらためて、私の考える野菜パウダーの良いところをまとめてみました。
①手軽に&いっきに野菜の栄養が摂れる
②食品ロスの低減につながる
③きらいな野菜、ふだん食べない野菜にもチャレンジしやすい
< ①手軽に&いっきに野菜の栄養が摂れる >
メーカー、商品にもよりますが、「野菜パウダー10gで野菜100gを摂ったことになる」ものも!(詳細はメーカーHPなどをご覧くださいね)
それってすごい!!
先般のコラム「③生野菜と温野菜」で、温野菜はかさが減って良いと書きましたが、その比じゃないくらいかさが減っている訳です。
https://note.com/ski_ski_yuri/n/n60a4a8a876b6
ただ一つお伝えしたいのは、「じゃあ野菜そのものを使うより野菜パウダーを使う方が良いってこと!?」と思っていただきたくないということです。野菜そのものを使うことのメリット、野菜パウダーを使うことのメリットはそれぞれあります。
ふだん料理をしていて、野菜100gを使って調理をしようとしたとき、熱が入ったり、炒めたときにフライパンの外に散らばったり、茹でたときに茹で汁を捨てたりするように、加工の工程が長ければ長いほど、栄養素のロスが生じる機会はどうしても増えます。
まぁ、そもそも栄養100%ってなんだという話です。専門家が使う食品成分表だってあくまで基準値で、もしかしたらヤマダさんが作ったほうれん草とさぼてんが作ったほうれん草とでは栄養が全然違うかもしれない訳です。嘘ではないけれど、絶対ではない。
話が逸れましたが、野菜VS野菜パウダーではないという前提で、パウダーであれば少量で効率よく野菜の栄養素を摂取できるということを知っていただければと思います^^
< ②食品ロスの低減につながる >
①でいう栄養素のロスとはまた異なり、パウダーにすることで「野菜そのものの廃棄量」を減らすことが期待できます。つまり、足の早い(傷みやすい)野菜をパウダーに加工しておくことで、消費期限を圧倒的に伸ばすことができるということです。
あるメーカーさんは、大量廃棄されている農家さんの野菜をみて、これはなんとかしなければ!と思い、野菜パウダーの会社を立ち上げられたそうです。消費者と農家さんがWINWINになれる野菜パウダー。。あらためてすごい!!
< ③きらいな野菜、ふだん食べない野菜にもチャレンジしやすい >
お子さまの好き嫌い/偏食対策で、親御さんが取り組まれている工夫の中で最も多いのは、「細かく刻んで混ぜ込む」かと思います。
ここに野菜パウダーを活かせないでしょうか?みじん切りを混ぜ込む代わりに、野菜パウダーを混ぜ込む。
また、元祖野菜パウダーである「青汁」。私の家にある青汁には「明日葉」がメインに使われているのですが、私からするといや明日葉って誰って感じなんですよね。。
このようにパウダーになってはじめて出会える野菜というのが、きっと世の中にはたくさんあるのではないかと思うのです。明日葉やケール、キクイモなど。。
さぼてん個人的に、栄養豊富な野菜には個性が強いものが多い気がしています。「食物繊維」が豊富なんて、まさにクセ強ぞろいではないでしょうか?ごぼうの土臭さとか、パセリの鮮烈な青臭さとか。
ちなみに、グリンピースも意外と(?)食物繊維豊富なんですよ!こちらはクセ強というかニガテ食材としてよく聞きますね。
で、私は思う訳です。わざわざ材料を買って、わざわざ料理をするってときに、そういう野菜を選ぶか?と。クセのある野菜、なじみのない野菜ってどう処理したら良いのか分からないし、どう料理していいかイメージしづらい。
でも、野菜パウダーであれば、そういう野菜を、下処理なしで、手軽に、かつ栄養面の恩恵は何倍も享受することができます。弱みは半分に、強みは倍に。テクノロジーの賜物ですね!
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野菜パウダーの魅力について語ってまいりました。
気になる方、ネットでわりと少量&安価に買えますので
よかったら試してみてくださいね^^
それでは!
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