
1%のシェアでも儲かる理由
市場規模が50億人ならば、1%のシェアでも5000万人。顧客単価が1万円だったら5000億円。ガッポリですね。
さすがにこれはオーバーな例かもしれません。しかし、情報発信においても、この視点を持っている人は稼げますが、そうでない人は稼げません。
99%に反発されたとしても、1%からの熱烈な支持を得られれば十分すぎるほどの稼ぎが得られるのが世の実態です。
でもって、市場規模もあまり関係なかったりします。もちろん、大きいに越したことはないですが、非常に小さい市場であっても、1%からの熱烈な支持が得られていれば、どんなビジネスでも儲かります。
では、1%の熱烈な支持者を得るにはどうすればいいのでしょうか。
答えは至ってシンプル。目の前にいるたった1人の人を最大限、満足させればいいのです。
たとえば、この記事を読む人は、せいぜい1000人がいいところでしょう。ですが、読んだ全員が感銘を受けるはずです。(よほど屈折した価値観をお持ちか、あるいは著しく理解力に乏しい人でもない限りは)すなわち、その絶対数を増やせば…PVを伸ばす施策を講じれば、有料記事販売における1%の指示を獲得することも難しくはないでしょう。
そして「集客がうまくいかない」と悩んでいる方が多い昨今ですが、実態としては、1%からの熱烈な支持を得られる受け皿がないがゆえに、集客に本腰が入れられていない、自信を持って踏み出せていないという場合がほとんどです。
というわけで、全てのビジネスの土台となり、スタートとなるのが目の前の1人からの信頼獲得なのです。まずはそれを目指しましょう。そして、それを広げれば、1%の支持を得られるはずです。ビジネスは人気投票ではないですからね。それだけで十分なのです。
なお、注意点も1つ。1%で十分ですが、1%よりも小さい数字が存在することもお忘れなく。万人から好かれること、支持されることは不可能ですが、誰からも好かれない、誰からも支持されないなんてことは案外簡単だからです。