なんでグループ写真展TONE2020をしたいと思ったのかという事について
こんばんわ、岡本 晃です。
今日は今活動している、photo team colorsの写真展 TONE2020にいきつくまでを書こうと思います。
写真活動をはじめた時からずっと考えていた事がありました。
それは「個展」がしたいなーということでした。
僕が本格的に写真をはじめたのが、ちょうど2年前の2018年。
ずっと物入れに眠っていた一眼を持って、彼女を撮り始め、
そこからお金を払ってLightroomなんて使っちゃって、レンズも言われるがままに単焦点を買っちゃって。
ツイッターやインスタグラム、フェイスブックといったSNSなども通じて写真活動をはじめました。
そうこうしてると自然と、「個展」という1つ大きな目標を持つようになったんです。
僕はこれまで、
「実際に写真家の人や写真をしている方々と会う事」を大事にしてきました。
色んな写真の見方があると思うんですが、
僕の場合、写真をみた時に、「どこで撮ったんだろ」、「どうやって撮ったんだろ」も気にはなるけれど、
一番は、「どういう人が、どういう想いで撮ったんだろ」
というのが気になって。
じゃあそれを知るには?を思うと、もう直接会うしかないと思って、
メーカーのセミナーや、写真会社の撮影合宿、写真展など色んなところに出向いてます。
でその方に会うと、すごく作品に納得いくというか。
腑に落ちるんです。
で、もっというとその場で、その方の写真やそれ以外の部分も勉強になるし、そこに同じように来られた方々との交流もできて、それもいっそう実になるんです。
僕の中で写真をするとは、写真を撮ることはもちろんだけど、
自分の人生をもっと広く、深く、豊かにするという事だと思って。
出会う人の中には時々、フォロワー増やす目的で交流してくる人、フォロワー数で相手の価値を判断してくる人がいて、それってとてももったいないというか、残念だなって思う。
そもそもSNSはそんなやってないけど、写真だったり、人としてとても魅力的な人もたくさんいることは知っておいて欲しいなと思う。
フォロワー数が多いことは、SNS社会では1つの価値基準ではあるんだけれど、その相手の価値をそこで全部判断すべきでないし、話をするとこういう仕事をしてるだったり、実はこんな人生でなんて話もあって、写真以外の事を学べたりする。
きっと僕が写真に心底ハマっている理由の1つは、そういった様々な人間との出会いがあるからだと思う。
そして、その出会いの分だけ、自分自身の人間力も磨けると思うし、
それは最終的に自分の作品の魅力にも繋がっていくと信じています。
写真の構図、レタッチ技術、もちろん大事だ。
それは勉強すれば、一定のレベルは誰だっていける。
じゃあそこから先の個性は?オリジナリティはどうやって作られるのかというと、人間力だと僕は思っている。
そうした中で、昨年から少しずつ自分でも交流会などを企画するようになったのはそんな自分の体験を他の方にもしてもらえたらと思ったからでした。
そんな時、その機会で今回のグループ写真展を一緒にやろうという方と出会うことに。
話をもちかけられた時ほんの一瞬、迷いました。
個展をと思っていた自分は、これをやることでその実現が遠回りすると思って。
だけど、それよりもグループ写真展を一緒にやることの方が今の自分には
必要だと根拠の無い確信がふいにわいて、二言目にはやりましょうの返事になっていた。
これを通して、自分の引き出しを一気に増やせるそんな気がしました。
そこからは、2人であれこれ話し合い、一緒に参加してくれる仲間に声をかけ、会場の下見をしたり、8人でオンラインにて定期的にミーティングをしたりして、今本番にむけて準備をしてます。
このグループ写真展が目指すのは、僕たちの作品を見てもらうという従来の写真展の面もあるけれど、
・この写真展に関わってくれた人たちにも何か得られるものがあること
・なんらかの形で一緒に写真展に参加してもらえれるような企画があること
・なにより一緒に写真を楽しむ時間を共有すること、そういう場をつくること
こんな事を目指して、あれこれ企画してます。
もうすでに今の時点で僕自身はすごく勉強になることや刺激を他の7人からもらっていて、これがなかったら出会わなかったんだろうなーと思うと、
やることにしてよかったなと心底感じる。
新しい写真のカルチャーを関わってくれるみなさんと中四国から作り出したい。
ぜひそこに一緒に参加してもらえると嬉しいです。
ここまでお読みくださり、ありがとうございます。
まずはその1歩として、写真展に展示参加できる企画を現在行っています。
ぜひこちらも参加してみてください。
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tone2020-色彩の記憶-
夕暮れ、交わした言葉、あの子のこと。
何でもないこと、忘れないように私たちの色で残していく。
2020.07.23thu - 26sun
@clasca_hiroshima 様のgalleryにて
公募用ハッシュタグ #あなたの色は何色 #tone2020
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