見出し画像

どうするわけでもないのに30年前の友人に会いに行く

先日、4歳か5歳くらいまで一緒に遊んでいた友人に30年ぶりくらいに会った。

きっかけは、母親同志の年賀状でのやりとり。

30年経った今も年賀状でお互いの子供の近況報告をしていて、去年の年末に横浜で飲食店をしていることを教えてくれた。

ふーんと思ったものだけど、なんとなく気になっていて、横浜に行くタイミングで思い切ってお店を予約した。

正直に話すまでもなく、当時の記憶はさっぱりなくって、当時の集合写真を見ても思い出すエピソードとない。

そんな感じでも、写真の面影を頼りにお店へと向かった。
話しかけて、だれ?って顔されないかだけを願いながら。

そんなことを思いながら、店員さんに名前を告げるとその人が彼だった。

ほっそーい面影を追ってたので、虚をつかれた(それは向こうのほうだろうが)けど、ふいに心がうるっときた感覚を覚えた。
 
すごく、ジーンときたのだ。
何を一言目に話すかは決めていて、〇〇幼稚園のこう、だよと伝えたら、すぐに分かってくれたのは嬉しかったなぁ。
 
少しの勇気を出して足を運んでよかった。
ここ最近やってよかったことのベストとも言えるかもしれない。
 
色んな出会いや別れがあって、何を今更会ってどうするわけでもないしってことがよくあったが、どうするわけでもないのに会いに行くことも良いものだ。
 
とにかくそんな日だった。
心がホカホカした。

いいなと思ったら応援しよう!

Ko Okamoto
新しい作品や写真展を作ってみなさんにお届けるするための資金として使わせていただきます。