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大人の悪意が子供の無邪気に勝てるわけない「ホーム・アローン」

ホーム・アローン
何度観ても面白い。大人になって初めて観たけど、お隣さんとの関係やケビンの成長がしっかりと描かれていて、やっぱり凄いなと実感しました。
泥棒が子供の無邪気に翻弄されると言うのも、最近観ない設定だなとも思います。

予告

あらすじ

ある一家が総出でパリに行くことになる。しかし、息子のケビンだけは、出発のどさくさで屋敷にひとり取り残されてしまう。初めての一人暮らしに浮きたつケビン。そんな中、留守宅を狙う2人組の泥棒が彼のいる屋敷に目をつける。そして、ケビンは家を守るため、男たちの撃退作戦に出ることに。

観て欲しいポイント

一つ目「ケビンと泥棒の関係」

やはりこの作品の魅力の一つが、子供が考えた「いたずら」で泥棒をやっつけるというものでしょう。悪意をもった泥棒達が、八歳の子供に馬鹿にされるというのは、とても良い設定であり映画ならではと思います。
少しいたずらの度は過ぎるとは思いますが、泥棒のリアクションのおかげでコメディ感が強くなっているのと、火傷などはしていますが、「血」がしっかりと描写されたことは無く、親御さんも安心して子供に観せることが出来るのだと思いました。

二つ目「叫び」

ホラー映画にもここまで「叫ぶ」映画はないと思います。
そしてその叫びも決して邪魔なものではなく、この映画のスパイスとして、上手く調和していると思いました。
個人的一番好きなのは、母がケビンを置いてきたことに気づいた時です。
聞くたびに「ホーム・アローン」が始まったんだなと実感します。

最後に

個人的にこの映画の好きなシーンとしてはやはり、「教会でお隣さんと話す場面」です。ケビンの子供としての考えや、大人の悩みも子供の考えではなく、ケビンが成長し感じたことをお隣さんに伝えるというのが、とても好きなんです。

結論:恋人がいたとしても、家族と実家で過ごせ。(羨ましい)

今年も24日の金曜ロードショーで放送されるみたいなので、ぜひ観てください。

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