欠品や買い占めにまどわされない。年買いのススメ
こんにちは。
スカタズケの妻の方です。
今回はわたしたちスカタズケの提案する「年買い」という買い物方法についてお話しようと思います。
もともとは、どんぶり勘定で貯金も出来ていなかったころの家計の状態を正すべく、それぞれの項目で予算を立てたことが始まりでした。
食費と日用品費を合わせて一つの項目として週の予算を立てていたのですが、日用品は一つが千円近くするものが多いので、食費が足りなくなってしまうことがあったのです。
今週は歯磨き粉もシャンプーもリンスも洗顔フォームも切れているから買わないと、となるとすぐに5千円くらい使ってしまい、食費に使える分が少なくなって翌週分を前借りして使ったりしていました。
月によって波がある日用品費をどうにかしようとして「年買い」というアイデアを思いついたのですが、予算の管理のしやすさ以外にもメリットが多く、「年買い」をしたことで生活しやすくなりました。
今回のコロナウィルスの問題にも「年買い」にはとても助けられました。
マスク不足から始まり、トイレットペーパーなどのペーパー類の買い占め騒動、除菌グッズの欠品、うがい手洗いの徹底によるハンドソープの売り切れ。
全国に出ていた緊急事態宣言が解除になり少しずつ日常が戻ってくると、買えなかった経験は過去のことになってしまい忘れてしまうのですが、また同じような緊急事態や震災や天災などの非常事態になったときに困らないように「年買い」がお役に立てればと思います。
ざっくり「年買い」を説明するとこのような感じです。
年買いとは?
「年買い」は年に1回、定量の日用品をまとめて買う方法です。
定量とは?
自分が1年間に使う決まった量です。
トイレットペーパーで例えてみると…
1ロールを3日で使い切る人の1年分の定量は約122ロール(365日÷3ロール)
1ロールを5日で使い切る人の1年分の定量は73ロール。(365日÷5ロール)
なぜ1年分なのか?
備えがあることで、非常事態時の欠品、買い占めを避けることが出来るからです。
また、年に一回決まった定量を買うことで予算が立てやすくなります。
年買いのススメ
「年買い」を始めるにはまず、ご自身やご自身の家族だけの定量を把握することが重要です。
トイレットペーパー1ロールは何日で使い終わるのか。
シャンプー1本は何日で使い終わるのか。
歯ブラシをどのタイミングで取り替えるのか。
日用品それぞれの定量が分かれば、多すぎることもなく足りなくなることもない「年買い」が出来ます。
「年買い」すると買い物に行く回数が減るので、節約につながります。
買い物に行く回数が減ると、自由になる時間が増えます。
非常時にも欠品や買い占めに惑わされず安心して過ごすことが出来ます。
定量を意識していないまとめ買いだと、買ったものがどれくらい保つのか分かりません。
家にストックがあっても、安いからという理由で「買わされて」しまいます。
買い物頻度が高いと、それに比例して使う金額も高くなります。
もともとドラッグストアで買う予定じゃなかったものも、安いから買っておこう、CMで見た新商品のお菓子買ってみよう、明日の朝ご飯炊くのも面倒だし人数分の菓子パン買っていこう、と少しずつカゴの中の商品が増えていき、結果的にレジに持って行く頃にはカゴがパンパンになってしまいます。
一回3千円くらいの買い物のつもりが4千円に増えただけかもしれませんが、これが毎回になってくると大きな差になってきます。無駄使いしているわけではないのにお金がたまらないという場合は、こういった金額の積み重ねで数万円無くなってしまっていることも多いのではないでしょうか。
「年買い」をすると初めにかかる出費は大きいですが、極端な話、その後は一度もドラッグストアに行かなくても済むので、無駄な買い物をする機会がなくなり、結果的に節約につながります。
そして年に一回の「年買い」が今までにないような爆買いイベントになりますので、そのメリハリをつけて楽しんでじゃんじゃん買い物していただければと思います。
詳しくは「年買いのススメ」という著書を読んでいただければと思います。
Kindleで読んでいただける電子書籍として出版しています。スマホのKindleアプリからも読むことが出来ますし、Kindle Unlimitedの方は読み放題で無料で読むことが出来ます。
年買いを始める前にやることや、年買いのコツ、初回に買うべきものなど書いてありますので、気になられた方はご覧になってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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