保護者面談に向けてGoogleカレンーの予約スケジュールの注意点まとめ
Google for Education認定トレーナー/コーチの笠原です。
6月も最終週を迎えようとしていますが、そろそろ多くの学校では夏休み前の保護者面談の計画を考えている時期だと思います。
保護者面談のスケジュールのセッティングは地味に手間のかかる仕事です。だからこそ、ICTツールを使いこなすことによって少しでも仕事の手間を減らすことを狙いたいですね。
自分は保護者面談のスケジュールのセッティングついては、Googleカレンダーの予約スケジュール機能を使うことをオススメしています。
使い方については過去記事を参照
予約スケジュールの使い方については以下の動画が詳細で分かりやすいので、オススメです。
なお、保護者向けに予約スケジュールを使う時にお願いすることや注意することは過去の以下の記事でまとめています。
また、保護者からスケジュールを集めたときに、カレンダーの設定によっては情報が筒抜けになってしまう怖れがあるため、以下の記事で書いたことも確認してもらえるとよいかと思います。
大きな注意点を…
非常に便利な予約スケジュール機能なのですが、1点だけ大きな落とし穴があるので注意してください。
それは「カレンダーの時間表示は相手のタイムゾーン設定に依存する」ということです。
Google関係のサービスを日本で、日本語で利用していれば、基本的にはタイムゾーン設定はGMT+09の設定になっています。
しかし、例えば英語の勉強のために端末の設定を英語に変えていたり自分で何かの拍子でタイムゾーン設定を変更していたりすると、このタイムゾーン設定がズレることがあります。
そうすると、例えば教員側では予約時間を「13時から15時」のように設定していたとしても、保護者側には「10時から12時」のような表示になってしまうことがあります。
また、サマータイム設定の影響も受けるため、もし仮に相手がサマータイムを設定してしまっていると、こちらが想定している時間帯よりも1時間早い時間が表示されてしまいます。
この設定の違いをスケジュール枠を送る方からは一切コントロールすることができないため、注意喚起をしておかないと大きな認識違いを引き起こす可能性があるので、十分に注意してください。
今回も読んでいただきありがとうございました。シェア、コメント、いいね!をしてくれたら嬉しいです。
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