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今年お世話になったポケモン達をいろいろと振り返ってみた話
推しポケモンとの再会
久しぶりに趣味のポケモンの話をしてみる。今回は思い切り趣味嗜好の話である。
最近、ポケモンSVの追加DLC後編・藍の円盤が解禁された。スグリのその後等やブルーベリー四天王等気になる要素はいろいろあったが、個人的に何よりも嬉しかったのがエアームドとの再会である。前作のランクバトルでも最終構築で共に戦い、それまでの過去作でも大変お世話になったポケモンであり、個人的に最も好きなポケモンいわゆる『推しポケ』である。最早魂といってもよい。
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任天堂switchでポケモンが発売されて以降、物議を醸しだし続けているのが、『内定問題』である。ポケモンもいまや1024種類に同じポケモンでもすがたが異なるものもいたりするほどまでに増え、ポケモンHOMEを通じて過去作品からポケモンを最新作品に連れてくることも可能になってさらに楽しむことができるようになった。
しかしながら前作のポケットモンスターソード&シールド(以下剣盾)から、過去作品に登場したポケモンの一部が未解禁という都合で連れてくることができないという問題が発生したのである。追加DLCリリース等、あるタイミングで解禁されるポケモンが徐々に増えていくとはいえ、それでも全てのポケモンが解禁されるわけではなかった。この流れは最新作でも踏襲されてしまった。
対戦勢にとっては、一部のポケモンの内定は対戦環境を激変させるものがいたりするので、その点でもどのポケモンが内定するか非常に気になるところではあった。しかしながら特定のポケモンが好きな愛好家、いわゆる『推しポケ』が大好きな人々にとっては、その後の生活に支障がでかねないほどに割と重大な問題となった。
ポケモンスカーレット・バイオレットが発売されて1年ほどたったが、残念ながらエアームドは内定していなかった。この一年は、後にエアームドが内定されると信じて耐えがたきを耐え忍び難きを忍ぶ日々でもあった。たまに追加されるDLC予告動画でエアームドはどこかにいないか探したものである。夏の終わり頃に追加された動画でようやくみつけたときは本当に号泣した。今年のメインイベントだった本試験後の、その自己採点後ですらそうはならなかったというのに。
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それまでの間に、この一年間いろいろとお世話になったポケモン達を画像と共に少しばかり紹介してみる。
今年一年いろいろとお世話になったポケモン達
アーマーガア
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アーマーガアがいたからなんとかこの一年精神を保つことができたといってもよい。ストーリー進行の旅パでも対戦でも息抜きの散歩でもアーマーガアと共にあった一年であった。パルデア初期のランクバトルでは包囲網が敷かれすぎていてよく燃やされてしまったが、それでもなお状況が噛み合ったときの制圧性能は高かった。特性のプレッシャーは一見地味だが、それに晒されてようやくその恐ろしさに気づく。決して侮ってはいけない。今年の主役であった。
ドオー
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パルデアで独自の進化を遂げたヌオーの仲間。見た目の癒し性能が高いが、対戦でも使いどころを選べば持ち前のタフさと独特の耐性で素晴らしい活躍をしてくれた。旅パでの活躍はもちろんのこと、アイスの表紙を飾ったり、クッションとして販売され枕の代わりになってくれたりと、対戦以外でも非常に出番が多かった。
キョジオーン
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『きよめのしお』という状態異常無効+ゴースト技半減とかいうぶっこわれ特性と『しおづけ』という恐怖の定数ダメージ技、耐久性能が非常に高くじこさいせいで回復可能なうえに、じわれで一撃必殺も可能という要塞。有象無象のポケモンを返り討ちにしてきた。なお、対戦においては割とデリケートに扱わないといけない。
ヘイラッシャ
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パルデアに現れた物理要塞。特性てんねんによる能力アップの拒否に加えて非常に高い耐久性能、その耐久を活かしてじわれの試行回数を増やし無理対面を無理やり解決してくれたりした。あくびで圧をかけることもできる。
ハピナス
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見た目は癒し系だが、古から存在する特殊耐久要塞。進化前のラッキーに『しんかのきせき』をもたせたほうが硬いが、こだわりアイテムをトリックで押しつけられることが多く、もちものに依存しないハピナスを愛用していた。アシストパワー、サイコショックにおびえ続けた一年であった。
クレセリア
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第四世代のダイパ時代から存在するという要塞。耐えて積んで場合によってはそのまま全抜きする。愛用したのは今作からだったりする。8月のランクバトルでは要の存在だった。
クレベース
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圧倒的物理耐久を誇る机のようなポケモン。年始の頃大変お世話になった。がんじょうのおかげでいちげきひっさつ技もほぼ気にならない。
ラウドボーン
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パルデア御三家最終進化の一体。タイプ一致技で殴りながらその後100%の確率で特殊攻撃力もアップするフレアソングというぶっこわれ技を駆使しつつ、恵まれた耐久性能の高さに加えて回復技や便利な変化技までも使える。強化・回復・弱体・攻撃と私の理想を体現した要塞。歴代の御三家で一番好きなポケモンまである。
サーフゴー
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一体進化させる度に、あちこちに落ちているコレクレーのコインを999枚集める必要があるという非常に手間のかかるやつ。今作の顔まである。ゴースト・鋼タイプという比較的恵まれたタイプに加え、『おうごんのからだ』という相手が使うへんかわざのほとんどの影響を受けない独特な耐性と、それなりの技範囲で対戦でもよくみかける。
対戦では正直使いこなせなかったが、3周目以降の旅パでは愛用している。散歩がてらにやるコレクレーのコイン集めは本当にいい気分転換になった。20体から先は覚えていないが、実は今作で一番量産したポケモンだったりする。大変お世話になったとはいえ、できれば対戦ではあまりみかけたくない一体ではある。
ボーマンダ
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第三世代のホウエン地方から存在が確認されたドラゴンタイプ。物理・特殊両刀可能だが、はねやすめもあるので多少耐久気味に使えないこともない。夏頃にヒードランとキノガッサをなんとか処理してもらうスポット契約でお世話になったビジネスパートナー。
ドヒドイデ、モロバレル、ヤドキング(ガラルのすがた)
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ときどきお世話になっていた3体。もともとの耐久性能の高さも勿論あるが、交代するとなぜかHPが3分の1回復してしまう特性『さいせいりょく』もあり、後投げしやすく一時期お世話になっていた。
特にドヒドイデは受けループでは最早ドヒドイデ枠というべき要の存在で、うまく使えば相手を一方的に毒殺できる。扱いが繊細過ぎて私にはうまいこと使いこなせなかった。
ブラッキー、ソウブレイズ
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イーブイの進化系で耐久性能の高さに定評があるブラッキー。みがわりおにびたたりめドラパルトが割とよくいた時期にお世話になっていた。
ほのお・ゴーストタイプでもらいびにより炎無効という独特な耐性をもつソウブレイズ。殴りながら回復する技も使える上に、地味に技範囲が広く、一時期じゃくてんほけんをもたせて奇襲してもらう仕事を頼んでいた。サトシが引退したあとの新しいアニメ版では、非常にいい役を頂いていた。
その他散歩時のお供
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ニンフィア
クリア後の学園最強バトルを連射コンでひたすらハイパーボイスを連打し周回し続けて金策を頑張ってくれた。パルデアでの快適な生活はニンフィアによって礎が築かれたといってもよい。そういう方はそれなりにいたのではないかと思う。DLC後編・藍の円盤クリア後は学園最強バトルの参加者のレベルがあがったことによりハイパーボイス連打ではどうも無理になってしまったらしいが、どうぐプリンターが代わりに頑張ってくれるはず。今まで本当にお疲れさまでした。
テツノカイナ
通称レイドマシン。汎用型テラレイドバトル決戦兵器。多くのテラレイドバトルをはらだいこドレインパンチでなんとかしてくれた。
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キノガッサ・ドドゲザン
捕獲要員。スピードボールで捕獲できなかったポケモンはだいたいどっちかにお願いしていた。対戦では対処を間違えるとそのまま全タテされるので肝が冷えるので、どちらも正直あまり遭遇したくないポケモンではある。
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ミライドン
最早移動には欠かせない、最終的に水陸空全対応のライドポケモン
ストーリー序盤から伝説枠のポケモンおるのかとびっくりしたが、なるほどそういうことかと!コライドンと違って揺れが少ないので酔いにくいのがえらい。
最後に
来年は忙しくなりそうなのであまり対戦もやれないかもしれないけれど、時には少し戯れて癒されることにしたいと思う。
今年一年本当にお世話になりました!
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