理念・方針等を明文化しておくことの重要性
普段よく眺めているSNSのタイムラインをみていると、独立開業に向けて動き出しているという人を随所でみかけるようになった。私もまたかくいう一人なわけだが、ふと疑問に思ったことがある。
自分の中での活動方針は立てた。が、階層の違う理念や目標など似たような言葉がいろいろあるわけで、そのあたりの段階ごとに自分の場合はどうなのか?どうすることにしたのか?という落とし込みが案外できていなかったりするのではないか?と思い、ふとおさらいしてみることにした。
いろいろ調べていて、一旦下記のように定義づけることにした。正直なところこの定義づけで正しいのかどうかはなんとも言えない。
理念:経営者の哲学や信念をもとに企業の根本となる在り方や理想像
方針:理念の実現に向けてどのように歩んでいくべきかを明確にしたもの
目的:達成するべき使命・目指す事柄・ねらい
目標:目的を達成するための具体的な目印
戦略:経営目標・目的を達成するためのシナリオ
作戦:戦略を達成するために実現しなければならないこと
戦術:作戦を実行する具体的なアクションプラン
組織だって何かをする場合には特にそうだが、やはり目指す方向性が同じである必要がある。そうでないといずれ崩壊する。個人でやる場合であっても、ブレてしまい結局ないがしたいのかわからなくなってしまい迷走してしまうこととなる。
なにかをするにあたっては、やはり自分の中で動く方針等は明文化するぐらいに明確化しておいたほうが良い。途中で考えが変わることもあるかもしれないが、そうであっても、何かしらの明文化はやっておくべきではないかと思う。
下に行けば行くほど徐々に具体的にどうするのか?という階層になってくる。上から順番に自分の思うところを明文化していくことで、自分の信念と行動が一致することとなる。
一応、自分の中でのひとまずの回答欄を埋めることはやってみたが、これは是非他の方にもやってほしい作業ではある。別にこれから事業を興すとかでなくとも、人生に迷った場合は一旦ここの部分を考え直してみることをお勧めする。すぐには答えが出せないだろうけれど、ここを考えておけば向こう何年かはブレずに生きていけるのではないかと思う。