③幻のAira Mitsuki
このシリーズは30分で書き上げるつもりで、いつの間にか45分ぐらい経ってしまっていて、今のところ慌てて切り上げた内容になってしまってます。
今日は、#熟成下書き の中から抜粋・改変した内容で、30分以内の投稿を目指します。
*
今日は、2010年前後に私がハマったアイドル?について書いていきます。
(10/10追記)「スキな3曲を熱く語る」用に大幅に加筆して、別途公開しました。よかったら見てくださいね。
■「Aira Mitsuki」とは
2007年(メジャーデビューは2008年)から、2013年まで活動した女性シンガー。
2015年に名義を「アイラミツキ」に変え、活動再開したものの、2018年中盤以降から表立った活動がない。(と、ここまではWikipediaを参考に書いた)
■「Aira Mitsuki」の魅力
「Aira Mitsuki」がデビューした頃は、ちょうどニコニコ動画を活用したボカロ曲のヒットといった音楽シーンの新たなムーブメントが起きていたり、中田ヤスタカを音楽プロデューサーに迎えたPerfumeが新感覚の「テクノポップ・アイドル」としてフィーバーしたりしていた時期である。
そんな中で、「Aira Mitsuki」はPerfumeのパロディー的な表現手法で物議を醸していたフシもあるが、当時はびこっていた「テクノポップのフォロワー」の中では、歌唱力・楽曲・ルックスなどが群を抜くクオリティーだと私は感じていた*。
*異論は認める
「Aira Mitsuki」は、時として「メンタルが危うそうな詞」を歌った。これが私にとって大変な珍味で中毒性があった。彼女がAira Mitsuki名義で活動していた時期が、私が仕事で挫けていた時期と重なるので、親和性が高かっただけかもしれないけれど…。
以下に2009年に発表された「BARBiE BARBiE」の歌詞をUta-Netから歌詞を引用する。
幸せを求めてるわけじゃないんだ
今日の不安 ぐらいなくしてよ
(中略)
明日とか未来とか もうそろそろいいんじゃないか
人生の階段なんてオトギバナシ ならいっそ操ってよ
(中略)
頑張って頑張って 生きて 報われるはずだって思って
その先に 君が手に入れたものは何だった?
これ、必死で生きている人には、刺さる歌詞だと思うんだよね〜。
少なくとも当時の私は刺さりまくってたよ。
■「Aira Mitsuki」の活動休止
時は過ぎて2013年、私が職場で肩叩きにあった年に、「Aira Mitsuki」は腑に落ちない形で活動休止となった。本当に泣けた・・。
現在は、動画配信サービスにある事務所のアカウントは軒並みアクセスできず、公式にアップされたMVは見ることができない。
ファンの誰かがYouTubeにアップロードした「BARBiE BARBiE」のMVには、英語のコメントが複数寄せられているので、抄訳として紹介しよう。
「気に入った〜!Spotifyにあったら良いのに。」
「子供のころ一番好きだった歌で、すごくたくさんの思い出がある(T ^ T)」
「私のお気に入りのひとつ🙏🏽💕」
権利上リンクは掲載しないが、YouTube内でMVを検索すれば、上記が私の捏造でないことを確認できるはずだ。
ちなみに、「Aira Mitsuki」が所属していた事務所は、2017年にアイドルグループから提訴され、2018年に和解が成立している。
憶測だけど、こうした背景がなんらか作用して「Aira Mitsuki」の過去のMVが見れなかったり、音楽サブスク解禁になってなかったりするんだろう。「Aira Mitsuki」は消されてしまったかもしれない。
現在の私は音楽サブスクを契約しており、CDプレーヤーは持ってないので、ふと「Aira Mitsuki」を聴きたくなっても、合法に聞くことはできない。
ぜひ「Aira Mitsuki」を、時流に合わせたカタチで、蘇らせて欲しいと願う。
当時イベントに行ってオタクたちと盛り上がったり、オリジナルTシャツを物販で買ったり(手元にあったので撮影してタイトル画像にした)した思い出は、せめて幻にしたくないと思う。
時間がきたので終わります。今回もオチがないし30分で終わらなかったけれども、このシリーズは継続していきますよ〜。
サポートいただけたらとてもとても心強いです。