生まれて初めての海外出張 Ⅰ
前回投稿から少し間が空いてしまった。
理由は表題の通り。
人生初の海外出張、怒涛のスケジュールに
揉まれ、白目を剥いていた。笑
ここから先は完全に私の日記。
このとても貴重で、きっと私にとって
最初で最後であろうこの機会を
忘れてしまわないように、綴っておきたい。
そう思った。
人生初のヨーロッパ、スペインとイタリア。
私の人生において二度目の海外だ。
今回は観光ではなく仕事の出張で。
「仕事で扱う輸入材の買い付けに
勉強のため若手をひとり連れていく」
そんな会社の方針で今年は私が選ばれた。
本来ならば私の順番はまだ先のはず。
しかし上が何人か辞めてしまったこともあり
気づけば私に番が回ってきていた。
まさか、まさか。
入社時、「もしかしたら行けるかも。」
そんな話は聞いていたものの、コロナ禍で
詰まった順番を考えて諦めていた海外出張。
話をもらった時も
たくさんの条件が付いていて、
〇〇さんが行かないならば、とか
航空券が安く買えれば、とか
どうせ行けないんでしょ、そう思っていた。
期待してがっかりするのは嫌だから。
でも、チャンスは巡ってきた。
まさか、私が。
話が決まってからは一瞬で
なんの実感もないまま迎えた出発の日。
台風直撃予報。
初日から暗雲立ち込めすぎではなかろうか。
でもそこで持っているのがこの私(?)。笑
朝一、私の乗る便は通常運行。
その後の午後の便は全て運休とのこと。
関西空港から発つため、
朝3:00起きで県外から移動して
飛行機飛びませんでは泣いてしまう。
この時飛べて、本当に良かった。
そこから諸々の問題のため、
迂回も含め14時間のフライト。
前回の海外旅行はアジア圏だったので、
こんなに長いフライトは初めてだ。
正直、暇すぎて困った。笑
時間を潰すのは得意だと思っていたが、
いかに自分がネットに頼っていたかを
しかと思い知らされることとなる。
そんなこんなでフランスの
シャルル・ド・ゴール空港に
トランジットで到着。
時間はあまりなかったが、
ここで確認したいことがひとつ。
海外用に作っていたクレジットカードが
日本の空港で読み込まれなかったのだ。
どうにか使えないものかと
確認の意味も込めどこかで使いたい。
でも店員さんを煩わせるのも…と
思っていたところに目に留まった自販機。
ほほぅ、こやつカードで買えるのか。
…はいいけど、これどうやって買うん。
残念ながら夢依名、英語力ゼロ。
併せて海外知識もゼロのため完全フリーズ。
頼みの上司は娘さんの土産探しに奔走中。
誰もいないのを良い事に悪戦苦闘しました。
それはもう長いこと←
(カードは接触不良だった模様)
格闘の末に手に入れた
ペットボトルの重みよ。笑
この後、超がつくほどの
ドヤ顔だったのでしょう。
上司にしっかり笑われました。
そんなこんなで最初の滞在先
スペインについたのは現地時間23時すぎ。
いや、遅…。
バレンシア空港から予約していたタクシーで
カステリョンのホテルに着く頃には
既に時刻は1時すぎ。
初日からハード過ぎるのよ…。
と思いながらも広々ふかふかベッドに
飛び込み就寝。
現地到着まででこんなにも
書けてしまうことに驚きつつ
続きは次回にすることとします。