鬱の解体
健康に生きるって、案外簡単じゃないのかもしれない。
例えば、朝は穏やかに起きて、朝ごはんを食べて、仕事をして、帰ったら夕ご飯を食べて、夜更かししないで寝る。
こんなに単純に思える事なのに、それがどうにも出来ない。
ひとつは、この単純なサイクルの中に、ひとつ、ふたつと付随する小さな仕事があるから。
例えば部屋の掃除、洗濯、お風呂など。
それぞれ、わたしはとても苦手だ。
掃除はしなくても誰にも迷惑かけないし、洗濯も同様。お風呂は人に会う用事があれば必須だから、さすがに頑張るけれど。
もうひとつは、自分が怠惰極まりなくかつ、無理がきかないから。
朝ごはんを食べる事は滅多にないし、仕事をすれば極限まで精神が削られる。夕ご飯を食べるにも、大体は買って食べるだけだし、お酒もよく飲んでしまう。
これは最近ふと気づいた事だけれど、夜更かししないできちんと寝るという事を、実家を出てからのこの数年の間に、こんなにも出来なくなっている。
睡眠は、おそらく自分の生活にとってよくもわるくも重要な要素になっていると思う。
夜更かしをすれば寝落ちるまで起きているし、そうすると朝起きられなくなって、そうすると仕事にも支障がでて、、、
かといって夜更かししないで寝るというのも自分にとって容易ではない。
何かやりのこした事があるのではないか、寝ないでいられれば、もっと何かできるのではないか、そんなふうに考えてしまう。
そもそも自分は怠惰であるから、なんでもかんでも後回しにしてしまう。
今すぐやったらきっと後々楽になるような事も、ひとまず蓋をしておいてしまう。
気づいたら期限ぎりぎりになって、なんとかかんとか終わらせるようになる。
いつしか「後回しにするのを、なんとか治せないでしょうか?」という問いに対して、「なんとかなりません。締め切りギリギリになんとかする能力がつくだけです」と答えている人がいた。
これは本当にその通りなのかもしれないな、嫌だなと思う。
解決策として例えば、「今日はここまでで、明日は続きをやろう」という思考回路があれば、それも容易なのだと思う。毎日コツコツというやつだ。
計画に従ってあれやこれやを実行する能力なのだろう。
この回路、なんとか導入できないものだろうか。
書き疲れたので、一旦おしまいにしようと思う。
続きはまたいつか。思い出した時に。
240801
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