カメラへの執着(その2)
こんばんは。
4本目の今回は、α77を手に入れてからの話を。
念願のα77を手には入れたが、
常に持ち歩くにはでかすぎる。
その点、コンパクトデジカメなら常に持ち歩いても苦にはならない。
ということで、コンデジとαを使い分けることにした。
当時、α77を買う前、
Dimageの低画質(200万画素)にちょいと不満だった俺は、
αを買うまでの繋ぎで高画質のカメラってことで、
CanonのPowerShotS5を中古で買っていた。
その時、カード払いの下限額に満たなかった為に
PanasonicのLUMIX LX2を一緒に購入していた。
αを買った後、メインをα、サブをLUMIXとして使っていた。
LUMIX LX2もいいカメラだった。
1000万画素は高画質だったが、
やっぱり何か物足りない。
αみたいなボケ加減がない。
そりゃそうだ。
LUMIXはセンサーが小さい。
そして、小さすぎて持ちづらい。
そのうち、あまり持ち歩かなくなった。
とある日、何気なく立ち寄ったカメラのキタムラの
中古ショーケースを見た時、
あるカメラと出会った。
そう、それが今のサブ機である
「RICOH GXR」との出会いであった。
その時、GXRは1000万画素のS10ユニットがセットされていたが、
思わず衝動買いをした。
買ってから、GXRについて調べてみたところ、
カメラユニットの中にAPS-Cセンサーを搭載したユニットがあることを発見、
買ったばっかりなのにユニットチェンジを夢見ていた。
ただ、S10ユニットもセンサーは小さいものの、
性能は悪くないようだし、
何よりデカさがちょうど良くてしっくりきた。
こうして、α77+GXRの布陣が出来上がったのだった。
そのうち、Jpegだと自分のイメージと程遠いのが不満となり、
最初からCaptureOneなんて玄人向け現像ソフトに手を出して、
RAW現像に手を出すようになる。
αは勿論、GXRもRAWで撮るようになった。
ただ、やっぱりS10ユニットだと、
LUMIXの時のようにセンサーサイズ故の表現の幅に
だんだんとつまらなさを感じるようになった。
ダイナミックレンジも、やっぱり狭い。
ズームも使うには使うが、
なんかいらないなと思うようになった。
「α並の表現力が欲しい・・・」
そう、APS-Cユニットが欲しくてたまらなくなってきたのだ。
ただ、生産終了したカメラながら、
GXRはどちらかというとレアカメラの部類であり、
ユニットなんかも中古が中々出回らない。
出たとしても、結構高額で、
実家の住宅ローンを抱え、薄給だった俺には
到底買えなかった。
また、我慢の日々である。
ただ、最近APS-Cユニットが中古市場に放出されるようになって、
値段もこなれてきたので、
これはチャンス!とばかりに買ったのが、
今セットしている「GRレンズA12 28mm」ユニットである。
これで撮って見ると、
S10ユニットより格段に画質が違う。
ダイナミックレンジも格段に広い。
何より、αに準ずる表現力をコンデジで獲得できたことが
なまら嬉しかった。
リコーと言えば名機GRがあるが、
コイツは1回り以上デカイ。
でも、そのデカさがいい。
しかも、A12ユニットを手に入れたことで、
GRに勝負出来る性能を手に入れた。
それどころか、このA12ユニットの鏡筒には
GRにはないフィルターネジが切られていて、
アダプターを買わずともフィルターワークが出来る。
1200万画素ではあるが、すごく綺麗な画を出す。
申し分ないカメラだ。
中古価格でしか手が届かなかったのは悔しい限りだが。
ただ、使っているうちに
物欲というものは更に湧いてくるもので・・・
広角である28mmユニットを使い始めたばかりなのに、
既に「A12 50mmマクロ」が欲しくなっている。
そう、広角ユニットにはマクロはついていないのだw
GRと勝負がしたい一心で28mmユニットを買ったので、
買って後悔は全然していない。
ただ、勢いでクローズアップフィルターなんか買ってしまったもんだから、マクロ熱が上がってしまって・・・(^^;
まあ、どんなに欲しくても、
薄給であることに変わりはないので、
またちょいと我慢して、
チマチマ買い揃えていくんだろうなぁとは思っている。
ここまでくると、もう新しいマウントに変える気も失せるし、
俺にはAPS-Cが一番しっくりくるセンサーサイズだとわかった。
Aマウントカメラも今や風前の灯、GXRは既に廃番。
流行りのワイヤレスフラッシュだって非対応(辛うじてGXRは出来そう)。
ただ、ワイヤレスフラッシュに関してはやる方法が存在する。
まだまだ、コイツらは使える。
コイツらだって、使い方次第で最新機種に勝負を挑める。
俺の「光画道」は、終わらない。
*上から2枚ごとに、
GXR S10
α77
GXR A12
にて撮影。