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たのしくてたいへんな仕事の話。
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環境問題は「意識高い系」か

環境問題への意識を高めてもらうには?という問いに、あるモデルさんが発信した内容が炎上したようだ。

僕は大学院時代に地球温暖化を専門に、科学の研究をしていた。
その時も、「地球は温暖化などしていない」という一部の声は大きく強く、いちいちその対応を考えながら研究を進めなければならない状態であった。
メディアも「中立」をうたうために、温暖化している派としていない派の両方の意見を載せたりしていた。

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ゴールデンタイムのテレビ

全国放送、ゴールデンタイムの番組作りに携わって3年とちょっとが経ったが、これは本当に難しい。
黙っていても深夜やBSより視聴率が取れることは間違いない。
しかしどうしても難しいのは、ターゲットが「全員」だからだ。

広告や企画、営業の基本はターゲットを絞ることだ。
これまでは性別と年齢でそれを区切ってきた。
「20代女性向けの商品」「60代のリタイアした夫婦向けの商品」などなど。
こうすることで、

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恐竜の世界史

若手恐竜研究者のスティーブ・ブルサッテ氏が書いた『恐竜の世界史』を読んだ。
研究現場の熱気と、最新研究のこと、そして恐竜が誕生してから絶滅するまでの歴史を一冊で書ききった、とても良い本だった。
表現も翻訳も平易で、読みやすいと思う。
ぜひおすすめしたい。

実は、恐竜や昔の地球のことを研究している研究者というのは、非常に少ない。
理系の中でも、どうしても「すぐに役立つ研究」「金になる研究」に金が流

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六本木 文喫

気になっていたのですが、昨日はじめて行ってきました。
六本木駅からすぐです。

特徴はなんといっても「1500円払って入る本屋」ということ。
本を見るだけで金を取るのか!という気もしますが、それでも人気なのでどんなもんかと思っていたのです。

店に入ると、狭めのエントランスはオシャレ感いっぱい。積まれた雑誌やカルチャー、デザイン系の本はどれも六本木らしい感じでした。
そして、奥の広い有料スペースは

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「一言で述べよ」

10代の頃はもっとクリアに言いたいことがあった。
でも怒って、疑問に思って、好奇心でいろんなことに首を突っ込んで、色々な価値観を知るにつれて、「まぁそういう視点もあるよな。そういう立場もあるよな」って、何かひとつの結論を叫ぶのが難しくなってきたように思う。

そして、テレビのディレクターという極めて刺激的な仕事をしながらも、すっかり根源的な自己主張をすることがなくなっていった。
なくなったというか

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