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【HSP・繊細・緊張】現代人に刺激・ストレスが弱い人が増えている理由

HSP、繊細、緊張しやすい、いつも不安。
こんな人が増えている。

刺激やストレスに弱く、ちょっとしたことで疲れたり感情が動揺する。すぐに傷ついてしまうため人間関係も希薄になりやすい。

人一倍、周囲の環境から刺激・情報を受け取ってしまうため、仕事や遊びのあとは頭が疲れ、休息の時間がたくさん必要になる。

こんな人が世代に関係なく増えている。

なぜ増えているのか。どうしたらいいのか。

fuka(古武道師範、施術家)
神経トレ&古武道を柱にした人間教育を研究。繊細・緊張しやすい人に【発達・進化の過程をたどる神経トレーニング】、経営者・教育者に【古武道を柱にした脳・体・心を育てる人間教育】、その他に【「道」の生き方】などを発信。
人の主体性・理性・生命力を伸ばすために活動中。

刺激・ストレスに弱い人が増えているのは、現代のライフスタイルに原因がある。

発達過程の問題

1つは、発達過程の問題。
赤ちゃんが育ち成人になっていく過程では、外部環境から適切な刺激があることが大事。
その刺激を受けることで、赤ちゃんは筋肉、骨、脳・神経を発達させ、大人として十分な心身のベースをつくっていく。

しかし、現代人の生活環境は、人類が数百万年かけて進化した環境と大きく異なる。

食事、空気、運動量、大人の体の質、住居やその周りの環境、自然との距離など、あらゆることが異なる。
そのため、現代人の多くは、健康、正常とされている人であっても、刺激が足りないまま大人になっていると考えられる。

大人のライフスタイルの問題

また、大人になってからの生活環境・ライフスタイルにも問題がある。

多くの人は、
・運動不足
・自然環境と遠い生活
・デスクワークで同じ姿勢を続ける
などで脳に「単調」「視覚中心」の感覚刺激ばかり入れている。

さらに、運動の質や量が足りないと体への刺激が足らず、やはり脳の働きも変わってしまう。

脳は運動時「揺れ」「回転」「バランス」など多くの情報を受け取り、それに対して体に指令を出し、体をコントロールする。

この機能が、現代人はあまり使われていない。

ジムの運動やヨガなどでも、刺激が単調であり足りない。

そのため、体に多様な刺激を入れて体の「感じる力」を高めることが大事。

「感じる力」を高めることが、刺激・ストレスへの耐性になり、HSP・繊細・過敏・緊張・不安が強い、といった体質を変えられる。

自分で自分を育てよう。

体を変えると、生活での選択肢やQOLが大きく変わる。
日々の生活が変わると、人生も大きく変わっていく。

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