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洗いざらい自分を暴いて最後に希望が残った2024年の対戦記録

明けたり、明けられたり……

2024年の総括しておこうかな、来年の自分のために…


総括:暴き、そして希望が残った

2024年の年始、こういうことを書いてました。

昨年ごろから、だんだん自分に嘘をつけなくなったし、カッコつけるのもできなくなった。その結果、自分がこれまで見ないようにしていたこととか、長年向き合ってこなかったことと否応が無しに相対しないといけなくなる流れになってきている感じがするのです。
たぶん大変なことだし自分としてもしんどいな〜ということが多いと思うんだけど、たぶんこれをできるのは今年だろうなという気持ちも謎にある。
なので、ちゃんと向き合って戦い、自分自身と和解していく、というのが今年の大テーマとしてあります。
自分が本当はどうしたいのか、どうすれば心地よいのか、しんどくないのかをちゃんと理解して言語化し、人に手伝ってもらいながら叶えて、快の状態を作り上げたいな〜という所存です。

今思えばその通りにできたな、と思います。

2024年、わたしは(今思えば)いびつだった関係を10年以上続けてしまった当時の配偶者と離婚しました。これは相手のせいではないと添えた上で書き記すと、わたしは元配偶者の意向に添えるような自分であるために自分のありようを必要以上に捻じ曲げてたところがあり、その事実をずっと見て見ぬ振りしてしまっていました。相手を通じて自分を見ていたところがあって、結果的には相手を他者としてコミュニケーションするのが(おそらくお互いに)できませんでした。
今となっては相手への執着の源もあいまいで、恋だったのか、自分をよく見せたい気持ちだったのか、過去への復讐心だったのか……複合的なものなんだとも思っていますが。

関係性をきちんと清算しつつも心へのダメージもまだ記憶にあるうちに、もともと知り合いであったひとと意気投合して恋人関係になりました。そこから少しずつ相手との関係性を積み重ね、今は共に暮らしています。

自分のコミュニケーションのくせと向き合い、または向き合わせてもらいながら、それに対処する1年でした。たとえば、「嫌だなと思ったことを我慢しがちだけど、我慢せず、相手に伝えるようにする」とか。我慢は美徳ではなく、単に人に伝えることを怠って甘えているのだと思うようにしました。
言いにくいことをうまいこと伝えることを努力してよりよい関係を目指していこうよ、ができるように心がける日々です。

暮らしていく中では、自分のなかの嫌な部分とたくさん向き合いました。コンプレックスも多いし、過去の人々や事柄への恨みもたくさんあります。歪みまくった性格です。「こうありたい」という姿はあってどうにかそれに近づきたくて、近づけた部分もあるし、そうでない部分もあって。
山月記の「己の珠なるべきを半ば信ずるがゆえに…」というフレーズは、まさに自分に向けられたものかもしれない、と怯えることもあって。

でも少しずつ、「己の珠にあらざること」を怯えず受け入れられるようにもなり、そうしたらどんどん気持ちが楽になり、心身もずいぶん健康になりました。本当にやりたいことも増え、それに向けた勉強もはかどり、実行にうつせるようになりました。自分は凡庸であるということを受け入れたことで、かえって自分の個性へのピントが合うようになりました。

ひとに甘えるのも気負わずできるようになりました。かつての自分がなぜかそうなりたくないと思っていた女性像に対して、恐れずそうあってみることで、自分のパートナーシップにおける本当の望みが満たされることがわかりました。

先日、そういうような、2024年に気づいた自分のことを、暫くぶりに会った友人に伝えたら、「人って何歳になっても大人になれるんですね」という言葉をもらい、なんとも希望があるなあ、と励まされたのでした。

昨年2023-2024の年末年始は、12月31日にコロナ陽性となり、ひとりぼっちででビジホにセルフ隔離しながら過ごした年始でした。当時の配偶者からの連絡は友人含めたグループLINEに「お大事に」の一言だけで、実家の家族やほかの友人たちは気遣ってくれたものの、体も心もひどく苦しい思いをしたのを覚えています。
今年は家族(恋人)とおいしいものを食べながらあたたかい場所で過ごして、奇跡のようで、本当に幸せだな〜としみじみ感じる時間でした。さまざまな人、事、物に感謝したい気持ちで2024年を終えました。

2024年のマッチリザルト

よくある「ベストバイ」とか記事書こうかな〜とか思ってたけどなんか気取っちゃいそうなのでやめました。わしは気取りやさん太郎なので自分が信じられない。雑多に事実と感想だけを書いていきます。

美術展

まず美術館・企画展は32ヶ所行きました。
2023年が20ヶ所くらいだったので、かなり増えた。都内の展示が多めなのは変わらないけど、恋人との生活拠点が関西なので、兵庫・大阪・奈良・京都の展示にも足を伸ばせるようになったのが強いですね。

好きだな〜と思った展示は大阪・中之島の「福田平八郎展」と、上野の都美術館の「田中一村展」でした。
福田平八郎展、ものすごい具体から抽象画に移行していくダイナミズムに痺れました。すごい抽象画を描く人、デッサン力がそもそもすごくてすごい。
田中一村展は、そもそもの作風が好みだなと思っていたけれど、奄美に行った瞬間に花開くというか、むしろ花が腐り落ちて発酵してお酒になったような、そんな円熟の仕方をしていく様子に、作品を眺めながらワクワクしてしまった。固執するモチーフもあり、その時々でモチーフとの向き合いもかわることの粘り強さにプロフェッショナリズムを感じることもありました。

買い物その1

色々なものを買いましたが、とくに靴に力が入りました。

わたしは足が幅広なんですが、asicsの店舗で足を計測してもらった結果「幅広(3E)だし、足が外側荷重になっている」ということがわかりました。なるべく正しく体重がかかるように、とスタッフさんに勧められたのがasicsのゲルカヤノ30です。実際に履いてみると、これまで使ってないところに力が入る感覚に驚き、急いで買い求めました。最初は履いているとふくらはぎが筋肉痛になりました……。

そのほか、torteのカンフーシューズが履きやすくかわいい。いい買い物ができたと思っています。

買い物その2

いい指輪を買ったのも印象的です。というか、2024年に買ったアクセサリーはこの2つの指輪だけでした。

TASAKIのデインジャーシグネチャーリングは、3年ほど欲しいと思い続けては「いや、でも高いし……」と思ってきた指輪でした。いろいろあった2024年の年始、「強くなるために、次に値上げされる前に買おう」と思いながら公式サイトを見たらその月末に値上げというお知らせが掲載されており……。清水買いをしたのでした。やってやれないことはない。
また、PoFFの淡水パールを使ったチェーンリングも買いました。PoFFは元アンジュルムメンバーの勝田さんのブランドです。チェーンリングほしいな〜と思ってたタイミングでポップアップイベントがあり、試着したらTASAKIの隣でもしっくり馴染むつけ心地だったので買い求めたのでした。お洋服は買わなかったけれど、全体的にリュクスな感じの雰囲気で、大人の女性に合いつつもコンサバに寄りすぎない、よいブランドだと思いました。勝田さんに接客されてアワワ……となっちゃった。

映画

映画はあんまり見れず、たぶん年間で映画館で見たの10回くらいだったのではと思います(一方で13回目のRRRを年始に見ていた)。
一番おもしろかった映画は侍タイムスリッパーです。これはダントツ。こんなに面白い映画が、自主制作で…!?とビビってしまった。しかも誰も悪役がいないのだ……(路上で絡んでくるチンピラガキぐらいか?)。みんないい人で、その上でメリハリ見どころの多いストーリー展開なのだわ……
期待値がまったく何もわからないのにいざ観たら面白すぎてビビる、というのはバーフバリの初見時依頼の経験で、「映画って本当にいいものですね」と感じた作品でした。
そのほか、「忍たま乱太郎 最強の軍師」や、トーキングヘッズの公演をおさめた「STOP MAKING SENSE」などもよい作品でした。

ハロプロ+α現場

恋人がハロプロにハマってくれたので、今年はたくさん一緒に現場に行きました。
アンジュルムをまず好きになってくれたので、アンジュルムは春ツアーで1回、秋ツアーで1回。加えて、りかこちゃんの卒コンで横アリ、かむちゃんの卒コンで武道館へ。少しずつBEYOOOOONDSにもハマってくれたので、秋ツアーで1回参加し、武道館はライブビューイングを観覧しました。また、モーニング娘。24'あゆみんの卒コンもライビュ参加しました。
現場に行くたびにグループ・楽曲への愛が深まっているようです。やはりハロプロの良さは現場にあるなあと思います。

わたし単独で参加したのはりかこちゃんのバーイベ(5月)、BEYOOOOONDS平井美葉さんのバーイベ(12月)です。あとは今年、いわゆる個別イベントに参加するようになりました。平井美葉さんの写真集発売記念と、ビヨのシングルのリリース、あとはアンジュのシングルのリリースに合わせたイベントに参加してきました。ハマりすぎないように注意しなくては……。

ムーラン・ルージュも現場に数えるのであれば、ひとりで1回(帝国劇場)恋人と1回(大阪芸術劇場)観覧しました。加賀楓さんと出会えて本当によかった(結論)。

よく食べたもの

東京・高円寺のラーメン健太に突然ハマって、これまでラーメン食べる習慣がなかったのに本当に週に何回も食べてしまっていました。早くまた食べたいです。

大阪・寺田町のクレープえんどうも何度も通いました。パリサク食感の生地がおいしいクレープというのがすごく新鮮でした。店主さんが宮城出身で、ずんだのトッピングがあるのもうれしい。

2024年よかったこと

  • ちゃんと離婚できた

  • 恋人と出会ってお付き合いし始めてなかよく過ごせてること

  • 内科(血糖値など対策)にちゃんと通ってる

  • 関西エリアの開拓ができるようになった

  • 概ね健康であること

  • フィットボクシング再開できた

  • 景表法の法務試験に合格した

  • 美術館にいっぱい行けたこと

2024年できなかったこと

  • あまり実家(仙台)に行けなかった

  • 歯医者・皮膚科・脱毛などに行けなかった

  • 東京ー大阪・兵庫以外にあまり行けなかった

  • 本をそんなに読めなかった

  • 映画をあまり見れなかった

  • ダイエットほとんど進んでなかった

  • 貯金とか資産形成をまったくできなかった

  • アウトプットが途切れがちだった

  • 筋トレが不十分だった

2025年の大テーマとざっくり課題

具体的な「やりたいこと」はいつでも見返せるように個人の手帳に書き溜めておきつつ、年末に振り返れたらいいなと思います。

大テーマ:「ありのままの自分のまま、5段階上の優しさと強さを手にいれる」

  • 実家(仙台)に少なくとも2回は訪問する

  • 健康や美容メンテナンスを怠らない

  • 兵庫以西を攻める

  • 本も映画も美術展もたっぷり行く

  • パーソナルトレーニングを試してみる

  • 資産形成を始める

  • noteの日記の書き方を改める

  • 個人の仕事を始める

  • 恋人や友人とたくさんコミュニケーションする

  • 快適さと健康さにお金を使うことを躊躇せず、まずはなんでも試す


というわけで2024年、対戦ありがとうございました。2025年も引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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