見出し画像

2024/8/1-10のにっき 中澤裕子さんはすごい/「パーティーが終わって、中年が始まる」を読む/「ゴジラより怖いのは わたしたち人間ね」というリアル

8/1
昨年9月に開催されたハロプロ25周年イベントのBlu-rayをようやく買う。仕事を早めに片付けたので、まずDisc2(辻ちゃんとか中澤裕子さんとかが出ている回)を再生する。
結論として、このDiscだけでも、というよりも中澤裕子さんのソロ「悔し涙 ぽろり」の歌唱にバカデカ歓声と「裕子ぉ!!」というバカデカコールが発生したパフォーマンスを観るだけでもお金を払う価値があると思った。

10代20代の現役ハロプロメンバーも多くいる中で、代々木体育館まんまんの新旧オタクがこの日一番でっかいコールを送ったのが50歳の中澤裕子さんというのが、ハロプロのよさを表していると思う。卒業し、結婚し、子どもを持ち、50歳になっても、アイドルはいつまでもアイドルなのだと思えば、アイドルは、というかハロプロのアイドルであったというのは職業というよりもアイデンティティであるのかもしれない。

など、飲酒しながら感動していたら、YouTubeのアプカミ(ハロプロの楽曲制作の裏側が上がる公式チャンネル)でBEYOOOOONDSの平井美葉さんによる楽曲レコーディングの様子の動画が更新される。

動画を再生した瞬間「平井美葉さん、すっぴんだ……」とつぶやいたまま身動きが取れなくなり、なんか号泣しながらレコーディングの様子を見た。歌がうまく、かっこよく、美しくて酒をめちゃくちゃ飲んだ。我ながら限界オタクっぷりがすごかった。

8/2
整理整頓を進めたくてAmazonでいろいろ探し、購入する。キングジムの整頓用品が軒並みよさそうまとめ買い。キングジムいい会社だな……と思うなど。
夜は揖保乃糸を食べる。そうめん、安いのもたくさんあるし普通においしいけど、ちょっといいやつで慣れてしまうとランク下げれなくなりそうで怖いな。

8/3
無印良品で買った化粧品類が届く。スキンケアは(比較的)お金をかけているけど、メイクアップに関しては探求するのもお金をかけるのも面倒なので優先度合い下げてもいいかなと思い、ファンデーション、チーク、アイカラーをパレットにまとめておくことにする。結果、かなりよいことがわかってご満悦。楽だし、価格の割に無印のメイクアップ製品はクオリティが高いので、そんなに大変な思いせずそこそこのお化粧ができるのだった。

8/4
カフェでphaさんの「パーティーが終わって、中年が始まる」を読む。

よかった

phaさんとは2012年ごろに知り合って、ギークハウスが東日本橋にあったときと練馬春日町にあったときは、よく遊びに行かせてもらっていたものだ。この本を読んで、ああ時間が流れたんだなとしみじみする。

年末年始をギークハウスで過ごしたこともあった

あの頃は男所帯の超汚いリビングに遊びにいっては寝転がって酒を飲んだりゲームプレイを眺めてヤジを飛ばしたりしていた。ゴミやこほりだらけのリビングであぐらをかいて、べたべたになったケーブルを借りてケータイを充電し、猫のタマとスンスンを撫でながら漫画を読んだりスナック菓子を食べたりしていた。今はもうできない。

12年前の25歳のわたしはなんでもできた。いま37歳のわたしは、あのころとおなじようなことはできない。わたしは心も体もすっかり変わってしまった。でも37歳の今だからこそ見つけられる楽しみも喜びも事実としてある。phaさんがギークハウスを解散して一人暮らしをして定住し、本屋で働くようになり、バンドを始めたのと同じ。
楽しいパーティーだったけど、中年が始まってから始まるパーティーもある。

歳をとることを無条件に賛美するのはあまりに単純すぎるけど、それでも歳をとるのが悪いことばかりではないというのは事実そうだと思う。そういう意味で、わたしはこの本は人生讃歌っぽくていいなと思いながら穏やかに読み終わった。
一方で、人生讃歌に至るのをよしとしないタイプの人にとっては「やめろ!」「俺を収束させないでくれ」って感じになる本であるのもわかる。
中年はかくも難しい。中年を過ぎたらもっと楽なのかもしれない。

8/5
雷鳴轟く中、仕事をもりもり進める。労働者なので、お盆休みはしっかり休みたい。実際のところはほとんど休めない(というか、気づくと脳のリソースを割いてしまう)のだけど、せめて外形的にはしっかり休んでいるという状況にしたい。

8/6
最近見ているYouTubeに、イタリアンのシェフとソムリエの兄弟によるチャンネルがあるのだが、よくサイゼで豪遊する動画をあげておられ、それを見ているとすぐにサイゼにいきたくなる。

ということで行く。わたしはエスカルゴのオーブン焼きが好きで、いつもフィセルにオイルを吸わせて平らげていたんだけど、今回はカリカリポテトに合わせてみることにしたら優勝してしまった。フィセルだと食事、ポテトだとお酒のあてとして優秀であることがわかった。

大優勝

8/7
大きな地震があり心がゆらぐ。

自分は2011年3月11日の東日本大震災で被災経験があり、とはいえ被災ってどのレベルを言うんだよみたいな気持ちもある。仙台にある実家で罹災したんだけど、家もぎりぎり壊れなかったし(壁が崩れたり風呂場のタイルが欠けたりはした)水道も止まらなかった。津波被害もないエリアだった。電気は丸4日止まったあとに復旧し、ガスは月末に治った。

大変な経験ではあったけれど、わたしよりも大変な経験をした人がごまんといるし、実際そのように被害の差でもって罹災者の間に分断が生まれてしまうものだ。災害は災害そのものだけでなく、それによる人間の心によって大きな被害がもたらされることがたくさんある。

シン・ゴジラにおけるゴジラは災害すべてのメタファーだと思っていて、尾頭ヒロミの「ゴジラより怖いのは わたしたち人間ね」というセリフが、災害が起きるたびにかなりリアルに感じられるのだわ。

8/8
数日前に「サン宝石」でカタログなどを注文したものが届く。サン宝石ってなんでこんなにときめくんだろう。別に欲しいものばかりというわけではないけど、カタログを見てるだけで楽しいんだよな。小さな雑誌という感じ。
実はこのカタログは防災の観点で買ったのだった。災害の備えは電池や救命用具や食べ物飲み物はもちろんだけど、避難先で「電気を使わない娯楽を楽しむ」をできるようにしておくのって大事と思う。ボドゲとかもあるといいと思う。

なにもかもが良い

8/9
前日までに仕事を進めていたので早めに仕事を終わらせ、甲子園に野球を見に行く。ジメジメとじりじりの合わせ技で暑かったので喉が渇き、それをレモンサワーで癒したところ加速してしまって、あっという間に5杯飲んでしまう。そして食べすぎてしまう。帰るころにはヒイヒイに……。
恋人氏に手を引かれて無事帰宅し気絶、目を覚ましてから平謝りなのであった。帰りながらBEYOOOOONDSの「運命の旅人算」を歌っていたのは覚えている。

このときはまだ酔ってなかっ

8/10
前日飲みすぎてというか食べすぎて流石に胃に元気がない朝。朝ごはんはスープだけにしたところ、そもそも胃腸が頑丈なのですぐに回復する。夜ご飯にとろろそばなどをぺろりといく。胃腸と肝臓、ずっと元気でありたい。

とろろうめ〜

ふぁぼまとめ(min.t)



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?