帯状疱疹 その3

■DAY10(発症後3日目)
早朝4時に痛くて目が覚める。右膝の皿の上と腰周り。うなるほど痛かったのが、だんだんだるさに変わっていったが、それでも痛くて起きることもできないので、横になったまま音楽を聴いてやり過ごす。

発疹が2つ増えた。抗ウィルス投薬しても数日は状況に変化がないようで(急には止まらない?)焦らずきちんと7日分を投薬する。

痛み止めの薬(カロナール)効いている時間が5時間程度なので、1日3回の投薬では到底足りず、早朝に痛くて起きている状況をカイゼンしたく、皮膚科に相談。寝る前に投薬する新しい痛み止めを処方してもらう。

■DAY11(発症後4日目)
痛み止めが効いているけれど、投薬のせいかだるくて1日中ベッドで KindleとPrime Video三昧。Amazonさん、ほんとにありがとう。

神経痛の痛さは減って、お尻と大腿部の皮膚がチクチクしはじめる。抗ウィルスの投薬が7日間なので、それ目安で回復に向かうのかと思っていたら、まさか、いまさら新しい症状が出るとは。なんともキツイ。

患部は(私の場合、発疹部分はほとんど痛くもかゆくもないので救われる。これで痒かったらつらすぎる)水疱になったのも全体の2割以下で、そろそろカサブタになりつつ安心。

毎晩風呂上がりに軟膏薬を塗って、ガーゼをテープで貼り、スパッツを履いてズレないようにする。この作業が慣れないので結構時間がかかり一苦労。

■DAY12(発症後5日目)
背中と臀部の肌がピリピリとすごく痛い。投薬が効いてくるのが2時間程度なので、その時間に合わせて包帯ネットと短めのスパッツを買いに出る。

座っていても痛くて、どの姿勢が楽だとかが一切ない。立っている方が楽な時間もあり。

■DAY13(発症後6日目)
朝5時に痛くて起床、悶絶に近い痛さ。臀部と背中の皮膚がかすると痛い。痛くてもさすれない。投薬して効くのを待つ。この時間が1番キツい。

痛さにメンタルやられないように注意。終日ベッドで過ごすことも「気」が下がるし。

大腿部前部と裏の患部はほぼ乾いて赤黒くなっている。広範囲での赤黒さに一瞬ぎょっとする。跡は消えるのだろうか。

■DAY14(発症後7日目)
朝5:30痛くて起きる、またもベッドで悶絶。皮膚がピリピリするので動きがすごくゆっくりになるその自分の姿が「病人らしく」て、これまた気が下がる。

とはいえ、少しは動かないと筋力も低下するし、薬が効いている時間になるべく近所に買い物に出ようとする。もしくはこの時間によく寝ておく方がいいのかな。

歩道の10センチ程度の段差で背骨にずどーんと響く。まさかこの一週間で骨粗しょう症になった訳ではないだろうけれど、初めての感覚にびっくりする。

昨日から夜は調子がよいけれど、基本的に「気」があがらなくてネガティブなことがあたまに浮かぶ。
もし罹患したのが80歳だったら軟膏を塗ったりガーゼしたり、ちゃんと自分でできるんだろうか。とか、今コロナでなくても風邪でもひいたら、もしくは転んだりしたら、ギブアップかも。とか。
すでに気持ちがぱんぱんなので。そういう意味では家で安静にしているべきかな。

ネット情報で痛さのピークは発症7日から10日と知りショック。いったいいつまで痛いんだ。

■DAY15(発症後8日目)
朝5時痛くて目が覚めるがなかなか立ち上がれない。動くと皮膚がぴりぴりとすごく敏感になっている。初期と同じで、痛さが出て引くの繰り返し。

椅子に座るとき、支えるために座面に右手をつかないと座れなかったのだけれど、支えが不要になった。観葉植物の水やりも最低限になってるのでもろもろ調子を戻していきたい。

続く。


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