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【京都旅行➀】鞍馬寺編
先日の10日、11日の二日間、京都に旅行に行ってきたので、その様子をしばらく連載していきます。
今回は、11月10日の早朝に訪れた鞍馬寺について書いていきます。
旅の始まりは、琵琶湖から。
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先週末の11月10日(日)11日(月)の二日間、友人から連休が取れたので、どこかに行こうという連絡があった。
そこで、思い切って車で京都に行こうと提案をしたところ快諾された。
当初は9日の晩は友人宅に泊まり、早朝に京都に向かう計画だったが、急遽、その日の晩に出発し滋賀県の大津にあるマンガ喫茶で休憩することにして、朝から京都観光しようということになった。
このため茨城から車を走らせ埼玉県へ向かい、仕事終わりの友人を18時半頃に拾って高速道路に乗り、翌日の午前1時頃、滋賀県の大津にあるマンガ喫茶に到着し朝の6時まで休憩する。
上の写真は、マンガ喫茶近くの朝焼けの琵琶湖の様子。
そこから車で最初の目的地である鞍馬山に向かう。
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鞍馬山に到着したのは7時過ぎ。
近くの駐車場に車を止め、鞍馬寺境内を散策しながら金堂本殿や山頂付近にある魔王殿を目指すことに。
この時間は、観光客は数名しかおらず、静かな境内を朝の清々しさとともに満喫することができた。
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鞍馬山は京都府左京区にあり、東を鞍馬川、西を貴船川に挟まれた標高584mの山で、密教の山岳修行の場として栄えた。
ここに幼少期の源義経(牛若丸)が17歳まで暮らし、その後、奥州平泉に向かったといわれている。
義経が武蔵坊弁慶とともに活躍した背景に、鞍馬山での生活があったと思うと合点がいく。
鞍馬山の名前の由来は、山が濃く木々が生い茂り周囲と比べても暗いことなどから暗山(くらまやま)と呼ばれていたといわれるが、その他にもおよそ1850万年前に金星からやってきた霊的指導者サナート・クマラがこの地に降り立ったことから、鞍馬という名がついたともいわれている。
この鞍馬山は、歴史ある寺社だけでなく四季折々の自然を楽しめる山であり、天狗の住む山ともいわれている。
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由岐神社境内でとりわけ目立つ杉の大木は、樹齢が約800年、高さ約53mで「大杉さん」と呼ばれ、一心に願えば願いが叶うとのこと。
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由岐神社にて旅の安全祈願をし、鞍馬寺本殿金堂へ。
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本殿金堂は塗装工事の最中で、残念ながら養生の幕で覆われていた。
ちなみに、写真下にある三角形の石がある場所は、鞍馬寺境内最大のパワースポットといわれている。
しかし、石の上に立つことでエネルギーの流れを妨げるとされているため、この三角形の石を踏んではいけないというのが暗黙のルールがあるそう。
本殿金堂で、鞍馬山に無事に到着できたことを報告するとともに、サナート・クラマにご挨拶をし、山頂付近にのある魔王殿へ。
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ふと見上げると一匹の鹿が…。
しばし、互いを見つめ合うことに。
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残念ながら綺麗に撮影できず。
一瞬の出来事だったが「もののけ姫」の世界を味わうことに。
鹿は、山の急斜面を一気に駆け下りていった。
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昇り下りを繰り返しながら魔王殿へ。
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朝8時11分 山頂近くの不動堂に到着。
ここには、伝教大師、最澄が天台宗立教の悲願に燃え、一刀三礼を尽くし刻んだ不動明王が奉安されているとのこと。
実をいうと、この記事を書いている最中に、この不動堂をサナト・クマラが降り立ったとされる魔王殿と勘違いしていたことに気づいた。
この先に義経堂と魔王殿があったらしく、このことに気づかずに、鞍馬山を下山し貴船神社へと向かってしまっていた。
ちなみに不動堂の先にある義経堂には、奥州で非業の死を遂げた義経の御魂が鞍馬山に戻り安らかに鎮まっていると伝えられ、遮那王尊として祀られている。
また魔王殿は、太古の昔、護法魔王尊(サナト・クマラ)が降臨した磐坐・磐境として崇拝されてきたそうだ。
ちゃんと下調べをしていくべきだったと、今にして後悔……。
義経堂や魔王殿の写真は、下の鞍馬山のホームページをご覧ください。
といったわけで、不動堂を魔王殿と勘違いしたことに気づかずに、鞍馬山入口とは反対側の山道を下り、貴船神社へと向かう。
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写真下部の鞍馬寺から山を越え写真上部の貴船神社へ
およそ1時間30分かけての山越えとなった。
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貴船川に掛かる橋を渡ると、そこから貴船神社エリアとなる。
貴船神社は、修験の鞍馬山とは異なり、京都風情を感じられる優しさのある場所。
気づくとたくさんの写真を撮っていた。
貴船神社の様子は、来週、紹介致します。
また今回の京都の旅では、たくさんの神社仏閣を巡ってきたので、その様子を5回くらいのシリーズとしてお伝えしていきます。
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