「幸せ」は自己一致で起こる
僕等は、幸せになるために生きている。
だから、「幸せとは何か」をひとり一人考えて生きていかなければならない。
今の社会の仕組みに従って生きていては、幸せになることができない。
それを認めなければ、僕等は進化することができない。
幸せの形は、一人ひとり異なるものだ。
でも、その根底となるものは一致している。
幸せと感じる感覚は、誰もが同じように持っている。
では、その感覚とは何なのか?
それは、自分の思いと行動が一致しているということ。
自分の思いに従って行動できるとき、人は幸せを感じられるよになる。
嫌々、何かをするのではなく、喜びや楽しさを感じながら行動できるようになることが幸せの形といっていいだろう。
主体的に生きるということは、思いと体を一致させること。
心と身体がひとつになって、喜びを感じながら生きることが幸せといっていい。
あるいは、今していることに納得感を持って生きていけるようになること、それが幸せの形。
私は何をすれば喜びを感じられるようになるのか、何をすれば納得感を持って生きていけるようになるのか、これらを明確にしていくこと。
それが幸せになる方法となる。
幸せは、自己一致で起こる。
思いと身体を一つにすることで幸せになれる。
自己一致が起こるとき、誰もが今を生きることができる。
今という瞬間を楽しむことで、人は幸せになる。
この今を生きるということを、「夢中」と言い換えてもいい。
今に夢中になって生きることができたとき、人は幸せを感じられるようになる。
もう決められたレールの上を歩んでいく時代は終焉した。
ひとり一人、オリジナルの自分を生きていく。
だからこそ、自分にとっての幸せとは何かを追求していかなければならない。
幸せになることは、「私」の願いなのだ。
今に夢中になって生きるという目的地は一緒だが、何をすれば幸せを感じられるかは、それぞれに異なる。
答えは自分で見つけ出さなければならないし、それが生きるということでもある。
これからは自分で考えて色々試していける人が、幸せになれる時代になるだろう。
イメージを膨らませて、それを具現化していけるような人が、これからの時代を楽しんで生きていける。
自分を楽しませることができる人は、活き活きと泳ぎ回れる。
活き活きとするということは、今を生きているということであり、心と身体がいつも新鮮な状態であること。
今を楽しんで生きることができればストレスを感じることがないから、心も身体ものびのびとしていくし、いつも新鮮な状態で過ごせるようになる。
そういった新鮮な状態で生きていけるようになることが、幸せの姿といっていい。
おそらく、これからネガティブと思えるような情報がたくさん出回ることになる。
しかし、そういった情報に惑わされないこと。
外の情報に惑わされることなく、自分という幸せを情報にして発信すること。
そういった「私」の情報が、新しい時代を生み出す。
どんなに些細なことでも構わない。
幸せに繋がるような情報を、一人ひとりが発信していくことが新しい時代を創っていく。
情報は、言葉にして発するだけではない。
一人ひとりの存在が、情報となって発信される。
幸せを感じて生きているだけで、それが情報となって発信される。
幸せの感情は、人に伝播するものだから幸せを感じて生きている人がいるだけで、その場の雰囲気が変化しいく。
そうやって一人ひとりが幸せの波動を出していけるようになれば、この世界のあり方が変わっていくことだろう。
そのためにも、自分の思いと行動を一致させられるようになること。
喜びを感じ納得感を持って行動し、今という瞬間に夢中になって生き
る。
この「私」が幸せという情報の発信者となることで、幸せの波動が広がっていく。
一人ひとりが幸せの発信者となることができれば、それだけで社会の仕組みを変えていけるようになる。
幸せが、幸せの循環を生み出す。
幸せの連鎖で、新しい時代を創っていく。
僕等には、そういった力が備わっている。