ユウナという名の猫 記憶-Link45 最良の選択を
針検診の結果、再発していることが発覚。
2度手術を行ったにもかかわらずこの状態。
次に取る事になるであろう選択は、断脚と抗がん剤と放射線治療。
色々調べて算出すると
交通費、入院費その他諸々あわせてざっくり三桁万円。
その分仕事も休むことになるだろうし、収入も減ると予想。
私の財力的に、もう金銭的な「詰み」が見えて来ている。
でもまだ諦めない。
諦めたくない。
こんなに生きる力があるのに。
なのになんで。
2016年4月7日 夢を見たー
ある人に
「(私の本名)さんと一緒にいる時間はあまり無いかもしれない」
と言われた。
その「ある人」とは喧嘩別れのような「縁切り」状態で、
余程の事がない限り、恐らく2度と会うことは無いだろう人。
朝起きて
「この人がなぜ今頃?」
「どういう意味?」
と疑問に思いながら
「まぁ夢だし」と放置していた。
当時の夢日記
=====
翌日の4/8。
骨肉腫の再発が発覚し、コレはユウナの言葉なのかもしれないと思った。
急に
「一緒にいる時間はあまり無いかも」
という言葉が現実味を帯びて来て、
逆夢にしたくて、後日Twitterに書き込んだ。
そして同時に思った。
あの「腫瘍マーカー」の声はやっぱりユウナだったのだろうか?
2016年4月9日 ー
ユウナがご飯を食べないので点滴を受けに病院へ。
併せて断脚も含めた治療の相談に行くが、余りにも早い再発の為、大学病院での診察を勧められる。
断脚を考えるも、現状のスピードのまま左足に転移したら逃げ場がない。
腫瘍専門家の指示を仰ぐ方針へ変更。
2016年4月10日 ー
2016年4月11日 ー
ユウナが殆どご飯を食べない。
「ご飯食べないなら怖い怖い(病院)しないといけなくなるよ?
ご飯食べるか、怖い怖いかどっちが良い?どっちも無しは無しだよ」
というとほんの少し食べる。
間違いなく言葉がわかってる。w
その後、
「その調子でこれ全部。そしたら怖い怖い無しね。」 と言うと、
「食べたやん!ちょっと食べたやん!さっき全部って言ってへんやん!」
とばかりに大クレーム。w
その後、半強制的に口の中に餌を突っ込まれ、
「さっき食べたのに・・・」
と言いたげなうなり声をあげながらも完食。w
2016年4月11日 ふと思うー
現実的ではないかも知れないけど、
ユウナと病が上手く共存出来る方法は無い物かと思ってる。
勿論、断脚や放射線治療で寛解するなら最高。
でも万が一、断脚後に左脚に転移しよう物なら本当に打つ手無し。
ならばいっそ現状維持での方法があるなら・・・と思ってしまう。
2016年4月12日 ー
ユウナがカリカリを食べてる!!!
今日病院で点滴と食欲増進する注射してもらったのもあるんだろうけど、
久々にいい音を聞いた!!
2016年4月13日 朝ー
最近は、美味しいご飯を手に乗せて食べさせるのが日課。
本日は最初に口に突っ込まずとも完食!!!
よくみたらカリカリも少し減ってる!
少し食欲が戻って来たのかも。
2016年4月13日 夕方ー
ユウナの診察が決まる。
大学病院での診察は混み合っててGW開けになるそうなので、
高度医療センターへ。
費用は六花八葉の資金を切り崩して何とか用立てる。
その後CT、手術、放射線治療となったら・・・そのとき考えよう。
=====
そして、友人からありがたくも協力の申し出が。
ご厚意に甘えさせてもらう。
本当にありがとう。
2016年4月15日 熊本の大地震ー
熊本の大地震。
中にはユウナと同じく闘病中だったり、
それこそこの日手術の予定だったペット達も居ただろうと思うと辛い。
急を要する子たちもいるだろうし、飼い主の方々は気が気じゃないと思う。
2016年4月16日 ー
あまりにもご飯を食べないので、累計5回目の点滴を受ける。
なんとか手の上からなら食べてくれるけども、
回数をこなしても通常の半分に満たない。
何はともあれ食べてくれないと話にならない。
ご飯の高さを変えてみたから食べて。
=====
2016年4月17日 ー
翌日、高度医療センターへCTを受けに行くため、20時ごろから絶食開始。
ー続ー
いただいたサポートは、ハルのご飯や病院代、 また製作費として使わせていただきます。 現物支給も嬉しいです! https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/27XLF961L20CK?ref_=wl_share