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宮沢賢治さんの著書「銀河鉄道の夜」第五章「天気輪の柱」から。
天気輪の柱というものが宮沢賢治の中でどのようなものを想定していたのかはわかっていません。
なので想像で描いています。
主人公ジョバンニはこの天気輪の柱のある丘から銀河鉄道の車内に描写が移っていきます。
銀河鉄道の夜は未完の傑作で後半では「ブルカニロ教授」が登場しジョバンニを導くお話もありましたが現在出版されている多くに教授は登場しません。

2021_100 天気輪の柱 無加工

「2021_100 天気輪の柱 無加工」では、切り絵の手法にできるだけ則り制作した基本形です。
まわりの丸は街の街灯や、宇宙模型の惑星のイメージで中央を起点にそれぞれ回っているイメージです。

2021_100 天気輪の柱 加工1

加工1、2では近影、天の川の一部をぼかしています。

2021_100 天気輪の柱 加工2

ただ、あまりやりすぎると切り絵感が失われるので自分の思う最小限のエフェクトにとどめました。

この作品は2023年に参加した「SPACE K 代官山 夏の切り絵展2023」でも展示しました。ちょうど七夕の時期に掛かっていてそれに合わせたものでした。
年を追うごとに参加者が増えてきていて…他の作家さんの作品は売れてるのかな? 私の作品だけ売れていないのなら足を引っ張るだけなので来年から不参加のほうが良いのかしら? とちょっと考えています。

最近、特にSNSでの反応が少ないので私の作品って全然意味ないのかなって結構考えます。それだけが全てではないのはよくわかっていますがやっぱり魅力に欠けるんでしょうね。


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