究極のダイエット その2
①今までの経緯
前投稿参照
②高度肥満症って、ナニ?
まずは、現在ボクが置かれている状況をお伝えする前に、高度肥満症について、理解している範囲で紹介します。
高度肥満症…漢字から感じるのは、「めっちゃ肥ってる」ということ。OMRONのHPによると、BMI(体格指数)が35を超え、特定の合併症と診断された時に高度肥満と判定されると定義しています。診断時のボクの場合のBMIは40を超えていました。高血圧症と糖尿病のために服薬治療も行っていました。
正に、高度肥満症です。
で、ココからが問題。
ボクの場合は現在診断されている高血圧も糖尿も、以前手術をした椎間板ヘルニアが要因の腰痛も、全て肥満により悪化しているものであり、痩せることで改善の可能性が高い。また、通院費と薬代で月に約20,000円かかっていましたが、コレも無くなる。さらに、2016年より手術のひとつが保険適用となり経済的負担がグッと減りました。
いずれ話そうと思っていますが、今まで何度も減量とリバウンドを繰り返し、年齢的にも代謝が下がってきた今、手術を選択することは最後にして究極のダイエットだと思いました。
では、保険適用の手術はどんな手術なのでしょうか?
③腹腔鏡下胃スリーブ切除術って、どんな手術?
ボクが行う『腹腔鏡下スリーブ切除』はどんな手術なのか、その前に、ダイエットのための手術ってどんなものがあるのでしょうか?
一般的なダイエットでは食事量等を減らすことで摂取カロリーを減らし、運動などで代謝カロリーを増やすことで蓄積した脂肪を落とすと思います。
手術で代謝量を増やすことはできないので、摂取カロリーを減らすための手術を行うことになります。このためにできることは
❶胃を小さくして食事摂取量を減らす
❷小腸を回避して栄養吸収率を下げる
どちらかになります。
胃の入り口をシリコンで留めたり、胃の一部を切り取る方法が❶、胃の一部から腸までをバイパスさせるのが❷、❶と❷を組み合わせる方法があるようです。
(トミヒサクリニックのHP参照)
この中で唯一保険適用となるのが、腹腔鏡下胃スリーブ切除です。胃をバナナ一本分ほど残して切り取るため、食事摂取量が物理的に下がることのほか、食欲に関するホルモンの分泌量が変化することで、食欲自体が減少するようです。
次の項では、自戒の念を込め、これまでの生活を振り返ろうと思います。