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なんで生きてるんだろ

また頭がフリーズしてる

きっと
希望する未来図を
手放すことに
混乱してるんだろう

今の体調で出来ることって
限られてる

って思い込んでるのかもしれない

60年無理させてきた身体は
抗ってくる

でも
医師の診断書が無ければ
何を言っても通らない

診断書を書いてもらえるだけの
資金も無いし
通院していた病院は遠く、
しんどさとお財布加減に
診察も行けてなくて

半ば
もう どうなってもいいや
くらいの気持ちはあったかもしれない

否定され続けてきた
過去の自分から
抜け出せきれてないんだろう

自己肯定感より
自己否定の方が大きくて
褒められても
感謝されても
どこか他人事のような感覚があって

一生懸命に頑張っても
いつも壁にぶち当たって
そのたびに
奈落に落ちて

なにもできてない
必要なこと
必要なもの
なにもないの

ひとのことや日々のことなら
アイデアでなんとかなるけど

いざ
自分を助けること
なにも揃ってなくて

もうアウトなのに
身動きできなくて
ひとり
働かない頭と心身に
呆然としてるだけで

でも
働かなきゃ

病院も行かなきゃ

今月末で
車はおしまい

どうしよう
どうすればいい
わからない
どうどうめぐりな頭の中

考えていても仕方ないことは
わかってる

動かなきゃ
なにも動かない

今の身体の状態で
不安は沢山あるけれど

職安で仕事探すこと
必須だから
週明けたら
バスに乗って行ってみよう

音楽 は

うん

仕事と認めてもらえる額に
足りていなくて

就職しなきゃいけないようで

すっごく心つらくて
自分を曲げたくないけど
また
頑張って就職しないといけない
みたい

唯一
どんなにしんどくてもできる
音楽

車と共に
夢を手放すのかな

いただいている
ありがたい音楽予定たち
どうあっても行くから

そうしないと
多分
自分じゃなくなっちゃう

家賃も払えないような状況になるまで
なんで何も対策してこなかったんだろうね
自分がダメすぎて
溢れる涙にさえ呆れてしまう

周りは
みんなやさしい

でも
今の僕は
ただ泣いているだけの
デクノボウ
似たようなことを繰り返すだけの
デクノボウ
ホントは働きたくなかった
デクノボウ
自分の夢へ走り続けたかった
デクノボウ
分不相応なのかな
デクノボウ
自分のしてることに値段をつけられない
デクノボウ
根拠のない自信で生きてきた
デクノボウ

いつだって苦手だった
役所の窓口
話すたびに
自分が嫌になっていくから

否定され続けた結婚生活中ほどではないから
必要な手続きある時には
頑張って通った
でも苦手

昔のようにはできないけれど
働こう

今の自分を否定してでも
生活のために働こう

僕には
なにもかもを捨て去って
遠く旅立てるほどの
意気地はないから

数々のご縁のおかげで
今があるから

楽観しても
この程度なんだな

僕以外の全ての人が
とてつもなくすごい人達に
思えてしかたない

家族をまもり
生計を立て
好きなこともしっかりやって
人助けもして

僕には及びもつかない

もしかして
中途半端に生きてきたのかな

もっと思い切り
やればよかったのかな

表に出ること怖くて
いつも裏方黒子に徹してた

諦めることばかりだったな

身を削って
何かを成し得ること
なにかあったっけ

大概
誰かに譲ってたね

資格を取ることも
あまりしてなかったね

肩書になるような資格
持ってないね

ただただ
自然なまんま
まんまの自分を目指してた
透き通った
まんまるの球になりたかった

我を出す
自分を出すと
いつも痛い思いをしてきたからかな

もう痛い思いはしたくなかったから
自分を何重にも囲って守って
見えないように
気付かれないように
傷つけられないように
距離を置いて
関わらないように

ってしていても
持ち前の興味の塊がうずくと
止まらなくて
突っ走って
撃沈

そしてまた
静かに扉を閉める

そう
またホントの自分に休んでもらって
うつせみの僕で頑張ろう

時代と逆行してるかもだけど
きっとどこかで大きな転換点が来るから
そこまでやってみよう

身体が壊れるか
心が壊れるか
わからないけど

ここ数年
勤めることから離れて
自分のやりたいことを
通してきた年月は
ちゃんとここに在るから

僕の中に
まだ泣きじゃくってる
小さな僕が居る

いいよ
好きなだけ泣いてていいから
安心して
大丈夫だから

いっぱい泣いて
涙雨降り止んだら
きれいな虹ができるから

止まない雨はないから

きっと
その虹を見て
また歩き出す勇気をもらうために

生きてるのかもね




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