索敵スキルの使い方

  • 索敵スキルは、情報を取る役割とキルするサポートの役割の2つに分類される

  • 敵がいるかいないかわからない場所(以下、シークレットゾーン)の情報を取れ

  • 敵がいる場所にキルするスキルを投げろ

以上2点が今回のおしながきです。詳しく書いていきます


前提

 前提の話としてここでいう索敵スキルは主にイニシエーターのスキルを差します。イニシエーターの話をしていると思ってください。

索敵スキル

最初にも言いましたが索敵スキルは情報orキルを取る2つの役割に分類されます。

キルを取るためのリコン、映ったとこをインスモから抜く

情報とキルの両方の役割において強度が存在します。情報の強度とは敵が何のキャラ・人数・どこにいるのかという3要素によって決まります。例えばリコンやホウントは映ってしまった場合、何のキャラかがわかりスキルの範囲内のどこに何人いるかまで詳細にわかります。これは情報の強度における3要素であるキャラ・人数・場所をすべて知らせるので、非常に強度の高いスキルと言えます。逆にスカイの鳥やフェイドのプラウラーは敵がいる・いないのどちらかしかわからず、情報の強度は低いと言えます。

敵が”いない”ことの価値

開幕Bロビーリコン

例えばアセントの開幕にBリコンを打って誰も映らないなら、敵の攻め方はAメインからのセットもしくはミッドの2種類しかありません。

オーメンがワンウェイでAメイン管理

さらにオーメンがAメインをクリアできているなら、敵の攻め方がミッドを経由する攻め方だけに絞られます。

索敵と時間

時間があれば歩いてローテできる

 ラウンドの残り時間が少なくなるほど「敵がいない」という情報の重要性が増します。時間がなくなるほどローテートする時間がなくなるためです。

アクションきたら敵がいるのは必然

また、敵がエリアを取った後すぐリテイクのために索敵するのはあまり価値がありません。エリアを取ってすぐであればそのエリアに敵がいることは必然であるためです。とにかく、シークレットゾーンに対して索敵を行いクリアリングすることで、守りにおいては敵の攻め先を限定でき、攻めは逆に攻め先を予想させずに寄らせない動きができると理解してもらえたと思います。

キルするためのスキル

 敵がいない場所に索敵するのではなく、敵のいる場所へキルするためにリコンやドローンを出す場合があります。上の画像では悪い例としてリコンをBメインに投げてる例を示しましたが、これはあくまで情報を取る役割が前提の話であり、キルを取る役割としてオーディンなどと組み合わせて行うのは非常に強いスキルだと言えます。

デュルルルル…ババンババン!

これは味方のサポートのために投げてももちろん大丈夫です。スカイの鳥やゲッコーのディジーは味方にキルさせる役割として無意識に使ってると思います。上で描いたリコンやプラウラーだけでなく、フラッシュやパラノイアなどもキルするためのスキルに含まれます。情報を取るスキルは「シークレットゾーン」に使うのに対してキルするためのスキルは「敵がいる場所」に使うのがもっとも有効です。また、キルするスキルを出すときに敵を倒せるポジショニングをしてるかも重要です。上の画像であればオーディンで狭いチョークポイントを抜けるので十分にキルを狙えるポジショニングだと言えるでしょう。

意図はなんなの?

 ここまでで、シークレットゾーンの情報を取るためのスキルと敵がいる場所でキルを狙うスキルの2つの役割があると述べました。この2つの役割を満たさないスキルは無駄です。例えば上の画像のようにミッドアクションで敵がいるのにも関わらずヘブンから鳥を入れるのは、シークレットゾーンを取るでもなくキルを狙えるわけでもない無駄なスキルと言えます。こういうスキルを投げたときの言い分でよく聞くのが「敵のリアクションでスキルを吐かせようとした」「時間を稼ぐため」などがあります。アホです。こういった場面は確かに存在しますが、あとちょっと設置遅延すれば勝てるような直接勝敗に関わるような状況でなければ、キル・情報のどちらでもないスキルは基本的に無駄と考えてもらって大丈夫です。敵のリアクションという観点も、情報やキルのためのスキルを出さないと返されるスキルやアクションもわからず、最初から情報・キルのどちらも狙わないスキルを出すことは運ゲーでしかありません。詳細は別の記事に書けたらなと思っています。

あとがき

 とにかく言いたいことは、情報を取るスキルは必ずシークレットゾーンに使って、キルするスキルは敵がいる場所に使おうということです。自分じゃどこまで読み手に説明すればいいのかわからんので、質問あったら気楽に聞いてください。

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