audible:ねこ背は治る!④歩く
本日の本(つづき)
ねこ背は治る! ──知るだけで体が改善する「4つの意識」
著者: 小池 義孝
ナレーター: 紀 昌利
3行にまとめる
脚の根元は…背中!
力のある部分を活用しよう
部分的に正しくなれば全体も正しくなる
脚の付け根は…背中の九尾という位置
脚の根元は実は鳩尾の裏側あたりになります。
そこに大腰筋が繋がっておりそこが足の根元になります。
足の骨の根元と言えば股関節になりますが、足を動かく筋肉まで考慮するとその根元は大腰筋の付け根となります。
図の位置を考えると今までの足の根元の位置を比べるとかなり重心が高くなります。そうすると安定性は下がりますが、足を動かすために意識する筋肉が増え、足運びが軽くなります。
また、足の起点も遠くなることで足がより大きく降ることもできます。
歩く際にはこの大腰筋を意識して動かし、足を動かします。太ももを使って足をあげるのではなく大腰筋、腰から背中を使って動かす感じです。
そうすると足が大きく、姿勢正しく歩くことができます。
また腕の振り方も肩から動かすのではなく、肩甲骨を使って腕を振ることが大きく進むことができます。
ただ、最初はうまくできない、動作に違和感があると思います。それは正しい動きに体が慣れていないためです。慣れれば、今までより少ないエネルギーで歩くことができるようになります。
正しい姿勢を続ける
大腰筋は「使われない筋肉」なんて言われることがありますがそれは違います。本当はどの動作にも必要な縁の下の力持ちのような筋肉です。しかし、姿勢や意識しできないがため、使われず弱ってきてしまっているのが実情です。ですがしっかり使えば鍛えることができ、骨盤のゆがみも直すことができる。
ただ、正しく歩くだけで体は健康になっていくのです。
心と体を繋げる大腰筋
明るい時間帯に元気な感じで歩けば暗く落ち込むことは難しいでしょう。行動が心に影響を与える例になります。また大腰筋には腎経という経絡を宿しています。動かすことでこの経絡を活発に動かすことで心を前向きにすることができる。
体を動かすことは、経絡を動かすことは心を鍛えることに繋がります。