読書感想・9月
読書メーター( https://bookmeter.com/users/940103 )に書いたり書かなかったりの最近の簡単な読後感想など。
ぼくはこんな音楽を聴いて育った (単行本)
大友 良英
図書館本。よかった。あとがきにある様に、私が時折noteなどに記す音楽の話も個人の記憶と結びついた音楽紹介なのだなとかそんなこと。誰かの役に立つことがあるのかは分からないけれど。
スナック キズツキ
益田ミリ
知世ちゃんのドラマという情報から、奥さん入手の流れで読了。じわじわ泣きそうだ。安西水丸の普通の人を思い出した。岡崎京子のカートゥーンズも近いかな。連鎖というか同時多発というか。
ヒット曲の料理人 編曲家・萩田光雄の時代
萩田 光雄
図書館本。読了。つまらなくはなかったが、所々気になる考え方に当たるところがあり、ちょっと読み進めるテンションは下がった。宗教にまつわる音楽に対する信仰のある人の思いは軽んじちゃいけない。
大家さんと僕
矢部 太郎
奥さん本。巷のイメージと、チラと読んだ他の一部の印象から、始まりにハラハラしたものの、無事落ち着いた雰囲気になり安心。ラブラブだな!
大家さんと僕 これから
矢部 太郎
奥さん本。読了。そうか。こう終わったのか。
若おかみは小学生!PART11 花の湯温泉ストーリー (講談社青い鳥文庫)
令丈 ヒロ子
図書館本。今回は鈴鬼メイン。前巻が一つのクライマックスだったので、今後はこういう周囲のキャラクターにフォーカスしていくのかと思いきや、あとがきによるとまた通常運転に戻る様。(昔の)少女漫画の連載を読む様に楽しんでます。
ごめん買っちゃった ~マンガ家の物欲~
吉田戦車
図書館本。買い物エッセイ。今週借りてきた本はゆるっぽいのが多く、疲れてるのかな?って気もちょっとする。本の感想ではないけれど。
からかい上手の高木さん (16) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
山本 崇一朗
ちょうど前巻が出たくらいにまとめ買いして読み始めたので、新巻はまるまる待った感じ。そんなの多いな。よつばと!とか。切ないな。中学生。
だって買っちゃった ―マンガ家の尽きない物欲―
吉田 戦車
図書館本。読了。
あじわい夕日新聞 ~夢をアリガトウ~
原 由子
本で読んだけど、これ隔週で新聞で読むの楽しかっただろうな。長期連載、内容的には波あれど。
みみずくは黄昏に飛びたつ
川上 未映子,村上 春樹
図書館本。途中から未読の騎士団長殺しの話題が多くなり、危なそうなところを飛ばして読み進めようかとも思ったけれど、それも困難な感じに思えたので、第二章の途中まででリタイヤ。2人のやりとりは読みやすく、内容も面白く読み進めてたので、いずれ読み通すこともあるかも知れない。残念。
80年代音楽に恋して
落合 真司
図書館本。残念ながら途中でリタイヤ。期待した感じではなかった。あまり音楽的な視点ではなく、歌詞や社会状況、テレビなどからパーソナルな印象が語られてる感じか。書かれてること、人を知らない若い人が読むには教養として面白いのかも。
読む本がなくなったのとなんか負けた気もするので続きを。そして何が面白くないのかを理解し始める。知識と経験を基にした筆者の思い出話がメインで、客観的に80年代の音楽を評論、紹介出来ていない。取材というか情報収集不足を感じる。筆者のファンなら楽しい本かも知れない。大瀧詠一評が酷過ぎる。
怖いクラシック (NHK出版新書)
中川 右介
図書館本。読了。今回読み終われない本が続いてて残念だったのだけど読み終われてよかった。最後の2章が特に印象的。
古関裕而の昭和史 国民を背負った作曲家 (文春新書)
辻田 真佐憲
図書館本。読了。テレビ小説「エール」を楽しんだので、いつか古関裕而の評伝的なものは読んでみたいと思っていた。途中いささか社会状況を語るに傾く部分を感じつつも、トータルでニュートラルにテンポ良く読みやすかった。そして当然脳内では窪田正孝や二階堂ふみら、ドラマの配役が立ち居振る舞いするのを想像しつつ読み進めた。こうした事実の積み重ねから足したり引いたりで物語を組み立てるのもすごいな。ドラマと事実の違いが混乱するのではないか?がなかなかこの手の本を手に取れなかった理由だったのだけど、案外自然に読み進められた。
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