立石 その後。
さようなら、今までありがとう。
それだけでは済まない人達がたくさんいる。
地元の方々や関係する方々。
「これからが始まりだ」という人たちだってたくさんいるはずだ。
そして、路地裏や酒場通りを愛する私たちにだって、
気になる人は少なからずいるのではないだろうか。
たまたま私は葛飾区のお隣に住んでいるので、
不定期にはなるが、
立石の状況を都度伝えていけたらいいなと思う。
いたる所が侵入禁止になっている。
これだけのスペースが、
一気に解体されるのだろうか。
この道だけは通れるようにしてくれているのは、
葛飾区の「粋」のような気がする。
最後のお別れの時間をくれたのだろう。
あるはずの看板がない。
ただこれだけのことに泣きそうになるのは、
私も歳をとったということか。
そういうことにしておこう。
今日の写真たちを撮れて、本当によかったと思う。
すべての状況にありがとうと言いたい。