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番外:開戦から80年

昨日、日本が真珠湾攻撃を行った奇襲による大東亜戦争(N◯Kでは太平洋戦争と記載していた)開戦から80年が経つということで特集が組まれていました。

仕事が忙しく、子供を寝かしつけて何気なくチャンネルを回していた土曜日の夜、私は当然その番組を見たわけです。

その日の特集の中心人物(敬省略)は、

山本五十六と堀悌吉

山本五十六を知っている方は多いかと思いますが、堀悌吉を知っている方は歴史が好きではない限り知らない方のほうが多いのではないでしょうか。

もちろん、私も自衛隊に入隊するまで堀悌吉の存在など全く知ることがありませんでした。

山本五十六と堀悌吉の細かい話はWikipedia先生に譲りますのでご興味のある方は、検索、検索~♪

この2人の基本的な考え方は、

軍事力はあくまで抑止力、戦争は絶対に避けなければならない

というものです。

現代の国際政治においては至極当たり前の考え方ですが、当時の日本はそのような考え方を良しとしない風潮にあったようです(いわゆる場の空気が国を動かす)。

この2人は空気に流されることなく、反戦を主張します。

先に要職についていた堀悌吉は、邪魔者扱いされ、開戦前に実質的に海軍をクビになりました。

一方、山本五十六は皆様ご存知のとおり、己の信念とは真逆の開戦時の指揮官として連合艦隊を指揮することとなりました。
負けると分かっている戦をしなければならないその苦悩ははかりしれません。

堀はそんな山本の良き相談相手であったのです。

現代においてこのような大規模戦争が起きる可能性は極めて低いと考えられますが、人間そのものの本質は変わるものではありません。

過去の歴史の節目に先人のから学ぶことは今を生きる私たちの羅針盤になると私は信じています。

賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ

この言葉を噛み締める今日この頃です。

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