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「始祖鳥」描いたよ。

アーケオプテリクス
Archaeopteryx〈古代の翼〉
全長は約60センチメートル

一般に日本で始祖鳥と呼ばれる恐竜です。現生鳥類の祖先に近い恐竜ですが、残念ながら直接の祖先ではありません。
しかし、生物進化における歴史的な発見をもたらした、恐竜研究のロマンを凝縮したような魅力的な生き物です。

1860年にアーケオプテリクスの化石が見つかる以前は、鳥と恐竜との繋がりは考えられていませんでした。しかし、鳥のように羽が生えているのに、トカゲのように鋭い歯が生えた顎や、前肢に生えた指などの恐竜の特徴も持っているアーケオプテリクスが見つかったことによって、恐竜と鳥との強い繋がりが明らかになりました。

アーケオプテリクスに興味を持たれた方は、いくつもの美しい標本たちの画像を検索してみてください。化石の奇跡、生き物の美しさにため息をつくこと請け合いです。

「始祖鳥」2021、F4、麻紙、岩絵具、土絵具。

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