もうすぐ春だ!ジラファティタン
雨のたびに寒さが緩んできていますが、皆さんお元気でしょうか?
私はすっかり引きこもり、運動不足になっています。
この時期に鳴る初雷は、「虫出しの雷」とも言われ、地中に冬籠りしている生き物に春の訪れを知らせてくれると言われています。
ということで、ひと昔前には雷竜(カミナリリュウ)と呼ばれた竜脚形類から、ジラファティタンGiraffatitanに想いを馳せて、インクと水彩でスケッチしました。
ジラファティタンは、後期ジュラ紀のアフリカに生息していた、全長が約22メートルある巨大な恐竜です。
ベルリンのフンボルト博物館に素晴らしい標本があり、大部分が本物の化石で組まれたこの標本はとても美しい!
子どもの頃、図鑑にのっているこの標本に感動し、恐竜に恋に落ちたことを覚えています。
実はその頃は「ブラキオサウルス」として載っていましたが、色々あってブラキオサウルスとは別の種のジラファティタンとなりました。
名前が変わった今でもカッコよさは全然変わっていません。
このジラファティタンは、これからも子どもたちに太古の世界への興味を開くきっかけとなることでしょう。