
人はみんなひとり。ということ。
こんばんは、Sishと申します。
思考は芸術。考える葦として生まれた宿命を果たすには、思い、よく考えること。そしてそれを言葉で表現することだと、自己解釈している筆者です。
人間に生まれたことをまっとうしたいし、満喫したい。
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人はひとりでは生きていけない。とは?
血がつながっていても、分かり合えないことは多いです。
心を許す友人も恋人も、赤の他人です。
紙にサインをして家族になる、子供が生まれて血がつながる。
一緒に過ごす時間が長ければ類似点、共通点も増え、言葉にせずとも感覚が共鳴することがあります。
もちろん血がつながっているからこそ、ということもあります。
しかし過ごした時間が長すぎて嫌なところも見えてしまう、そんなこともあると思います。
物理的な距離に阻まれて疎遠になる相手、久しぶりに会ったのにずっと一緒にいたような感覚になれる人。
自分が一番、自分らしくいれる人。
ちょっと自分をよく見せたくなって緊張してしまうけど、会いたい人。
それぞれの感覚を抱く相手がいるはず。
もちろんすべてが深い関係ではないし、そんな必要ないと思うのです。
人はひとりでは生きていけない。たぶん正解なのでしょう。
でも私は、人はみんなひとりだと思います。
だから一緒に生きる。
同じ空間にいなくても、帰る家がひとりでも、好きな人と一緒にいれなくても。
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私はありがたいことに、愛する人と一緒に暮らしています。
元々遠距離恋愛でしたが、一緒に暮らすようになってからも、仕事の関係で月の半分は家に帰れません。
一緒にいようがいまいが、自分はひとりなんだなと感じます。
それは相手のせいとか、自分のせいとか、寂しい、満たされないとかの話ではありません。
単純に、自分が個の存在であること、単体であることを認識するのです。
私は私、あなたはあなた。
ただ一緒に生きているのです。
分かり合おうとしてくれてありがとう。
新しい気付きをくれてありがとう。
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世間はものすごいスピードで色を変えました。
自分の命を守るため、相手の命を守るため、隔離され、制限されました。
それでもテレビは毎日放映され、SNSが拡大し、オンライン化が進みました。
直接会えないから、テレビ電話で、メールで、SNSで。
これまでと何が変わったのでしょうか。
私はこれこそが、人がひとりであること、個であること、そして一緒に生きる意味をよく表した図なのではないかと俯瞰して見ていました。
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助け合っていかないと生きていけません。
でも自分を守るのは、自分。
ひとりになることで守られること、守ることができる。
相手を守りたいから離れる。
矛盾だらけで、ぐだぐだ羅列してしまいましたが、私が言いたいのは、
人はみんなひとり。って気が付くことで、何かを埋めることがあるんじゃないかなってことなのです。
この広大な空を見上げる自分はとても小さくて。
毎日見る月は、ただの片思いなのです。