大胸筋が硬いと肩が悪くなる_サムネ

鍛えたいのに鍛えれない!大胸筋が硬いと”肩が悪くなる‟3つの原因とは?!

男性でも女性でも

腕立て伏せやベンチプレスなどで

大胸筋をトレーニングすることは多いですね

なぜなら、筋トレによって大胸筋が大きくなると

・男性なら胸が厚く男らしい体になる

・女性ならバストアップして魅力的な体になる

ことが出来るからです

しかし

トレーニングによって筋肉は硬くなりやすく

実は、大胸筋のトレーニングは肩の怪我のリスクが高い種目なのです

今回は

大胸筋が硬いことで肩が痛くなる3つの原因について説明します

1.肩のはまりが悪くなる

第一の原因は

  肩のはまりが悪くなる  ということです

肩のはまりとはどういうことなのか?ですが

まずは、肩がどんな作りなのか説明します

この図は

左が肩(肩甲骨)にどのように腕の骨(上腕骨)が、はまっているかという様子と

右が大胸筋の様子になります

左図のように

肩は肩甲骨のカップの中に

うで(上腕骨)の先端のボールがはまる形です

肩のカップ向きをみると

前に開いているのが分かりますか?

このため、肩は前側に不安定です

よく柔道とかで「肩が外れた!」とか言いますが

この肩が外れるとは前側になります

右の大胸筋を見ると

大胸筋は腕より前方にあります

このため、大胸筋が硬いと腕は前側に引っ張られます

腕が前に引っ張られるとは
肩が外れる方向に引っ張られることになるので

肩のはまりが悪くなります

よって、大胸筋が硬いと肩のはまりが悪くなり怪我のリスクが高くなります

2.肩が上手く回らなくなる

第二の原因は

  肩が上手く回らなくなる   ことです

大胸筋は、胸から腕にかけてあり

縮むことで腕を動かします

主な作用は、腕を体に近づける内転ですが

その他に

大胸筋は、左のように腕を内向きにねじる(内旋)という作用があります

筋肉が硬くなると

作用とは逆に伸びにくくなるので

大胸筋が硬くなると外向きにねじりにくくなります

これが、どのように肩に影響を及ぼすのでしょうか?

腕を上げるとき腕の骨の動きは

ただ真っすぐに上がるのでなく
外側に向きながら上がります

自分でやって見ると分かりますが

腕を真上にあげるとき二の腕の筋肉が

・うでが下がっているときはの方を向いている

のに

・うでが上がっているときは初めより背中の方を向いています

このように、うでは外側に向きながら上がります

なぜ外側に向くかというと

骨の形が影響してます

うでの骨はうでが上がるとき
外側に回らないと図の青の矢印の肩のカップの部分に

うでの骨がぶつかってしまいます

衝突をさけるため腕は外を向くのです

大胸筋が硬くなると

腕が外向きにねじりにくくなります

すると、うでの骨と肩のカップが衝突して

怪我に繋がったり腕の動きが悪くなったりします

3.肩の動きが悪くなる

第3の原因は

 肩の動きが悪くなる   ということです

肩の動きが悪くなるのは

第2の原因の肩が周りにくいこともあるのですが

その他にも、次のような影響により動きが悪くなります

図の左のように大胸筋は鎖骨についています

この状態から図右のように腕を上げます

そのときの

 鎖骨の状態をみてください

矢印の方向に鎖骨が上がっているのが確認できますよね?

つまり

うでが上がるときは鎖骨が上に上がる必要があるのです

しかし

大胸筋が硬いと

鎖骨についている大胸筋がジャマをして

鎖骨がうまく上にあがりません

よって

大胸筋が硬いことで

肩の動きが悪くなるのです

最後に

大胸筋が硬いとなぜ肩に悪いかを説明しました

それは

・肩のはまりが悪くなる

・肩が上手く回らなくなる

・肩の動きが悪くなる

これらの3つの原因により

肩の動きが悪くなり怪我のリスクが高くなるからです

大胸筋はボディメイクにおいて

非常に重要な筋肉です

しっかりと硬くならないようにケアすると

怪我や痛みを予防できトレーニングの量を増やせます

さらに

肩の動きも良くなりトレーニングの質も上がります

僕のTwitter効果的な大胸筋のストレッチ方法を紹介していますので

トレーニングしている人も肩のケアをしたい人も

ぜひ大胸筋の柔軟性を高めるため下の方法をぜひ試して下さい

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