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今回のシャドバのプロリーグを視聴した感想

はじめに

早速だが、今回は10月31日に配信された【第1節】RAGE Shadowverse Pro League 21-22 2nd Seasonを視聴した感想を述べていきたいと思う。私は今回のプロリーグを非常に楽しみにしていた。何故かというと運営のカード調整(ティア1ナーフ)とリーグの日程が被ってしまったからである。この調整によって、プロたちがチーム一丸となり磨き上げてきた構築が産廃となってしまった上、調整時間がおよそ2日弱という不穏でしかない状況下でリーグか開催されてしまったのだ。また、今回の調整はアッパーも数多く入るなど、豪華な能力変更であったことから、これまでの情報が通用しない環境になってしまった。これは、言い換えるとプロ個人やチームの自力が如実に現れるということを意味する。出場する側からしたら阿鼻叫喚であろうが(プロのツイートも悲鳴が上がっていた)、見る側としてはこれ程面白いものはない。(加えて今回は実況解説も深夜テンションのようにキレッキレであり、史上最高に笑いどころが多かった。終盤は全てベストバウトにしたいくらいだ)。早速次の項から見どころを紹介したいところだが、その前に、今回起きたプロのやらかしに対して喝を入れてからにしようと思う。


喝!その1:時間切れはプロ失格?!

Rob vs かゆの試合にて、かゆさんが思考し過ぎて処理が間に合わなくなってしまった!(1:42:22~)↓下記動画クリックで対象シーンまで飛べる。

本試合はPick段階ではかゆ側が優勢であったが、試合開始後すぐ、Rob氏に流れが傾いた。かゆ側が、3t火山持っていない読みが裏目ってしまったことに加え、次元斬エンドというアドバンテージが少なく消極的な択を踏んでしまったのだ。更には、Rob氏の6、7、8ターン目の丁寧なプレイングと9ターン目以降の割り切りの緩急が絶妙に上手く、精神的なダメージを引きずってしまった部分があったのだろう、かゆさんは10ターン目に思考がまとまり切らず、最後まで入力しきれないというミスをしてしまった。駆け引きのウェイトが大きい2Pickでは考えすぎも禁物であろう。時間管理の怠慢はプロとしては関心出来ないが、今回のゲームは本人も反省していたので多めに見てあげたい。

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ドラグーンブレスという新入りカードがクールなデザインをしている。構築での採用はないが、2Pickでは今期評価の高いカードである。

喝!その2:特定のアーキタイプにこだわり過ぎ

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あぐのむVSきょうま戦にて、あぐのむ氏が怪しさ満点の択を選んでしまった(3:04:55~)。

これは神視点どうこう以前の問題である。「魅せプに執着せず、当たり前のことを当たり前にする力も大切だ」という話だ。このターン、あぐのむ側は次のターントレランス進化顔で明確なリーサルが見えているにも関わらず、二刀の騎士の当て先を作ってしまっている。これは明らかに対面のデッキ理解度不足によるミスである。にも関わらず、試合後コメントで他のプランで勝つつもりであったとの趣旨の言い分を示していた。カードゲームというのは勝率の高い択を取り続けるゲームである。加えて今回はデッキ公開性であり、シュヴァリエによる逃げ手等の非公開情報を種にトレランスリーサルの線を捨てたことを言い訳にすることはできない。あぐのむ氏は特定のアーキタイプにこだわる傾向があり、そこはエンタテイナーとして評価できる部分ではあるのだが、それは他のトップデッキを一通り学んでから行うべきところであると思う。

喝!その3:油断大敵!ケアレスミス!

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水煮VSふぇぐという世界大会出場者同士のトップバトルでこの事件は起こった・・・確定リーサルの場面で、油断したふぇぐ氏がウィスプウィスプラティカという小学生で習う基本コンボを失念してしまい、そのまま逆転負けしてしまったのだ。(3:29:30〜)↓


ミスには2つの種類がある。それは緊張によるミスと、緩和によるミスである。緊張によるミスは防ぎようがないが、緩和によるミスは意識付けで防げるものである。今回のふぇぐ氏のミスは明らかに気の緩みによるミスである。このシーンをよく見ると水煮氏が当て先であるシャムを引っ込めた際に、ウェルダーが出てくるにも関わらずふぇぐ氏は落ち込んでいる様子が伺える。水煮氏も頭から抜けていたようだが、この(突然の?)リーサル出現により、弛緩してしまったのだろう。このように実力とは離れた部分でのケアレスミスは視聴者がしらけてしまいやすく、残念に思う。これは自分の主観なのだが、ふぇぐ氏は直感で正解択を踏めるセンスマンだと考えている。(このタイプの傾向として、エルフといった100点が誰も出せないデッキを好む)これはどういうことかというと、素振りを徹底的にやりこんで何も考えなくても手が動く努力型とは違い、こういう気の緩みによるミスが発生しやすいということだ。強過ぎて余裕がありすぎるのも考えものである。

見どころその1:役者の奇妙な動き

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何かに閃いたバーサ選手が突然奇妙な動きを繰り出す様子が見られた(4:02:01〜)↓

しかし、評価すべきは彼がこの段階で捲り筋を見出しているところである。彼は元々役者の道に進もうとしていた過去があり、エンターテイナーとしての要素も多いのだが、それ以上に、まごうことなきプロの2Pickerだと改めて感じた。プレイも演出も100点に近い!あっぱれ!

見どころその2:終盤の実況解説が深夜テンション

pazuu VS Spiciesの試合は実況解説が主役であった。この試合はSpicies氏の地味だけど高いスキルを感じさせるプレイも相まって最高であった。
名言1:神視点の男(9:05:10~)
Spicies選手がマリーディティクティブを通したシーン。神視点の男は不正w


名言2:海老原&友田の暴走(9:07:45~)

ここら辺は面白過ぎてつられて声が出てしまった。全部ベストバウト。

今回のリーグは解説実況が暴走気味で最高であった。まったく、何でもないところでイケボ連発するとそれだけで面白いから卑怯である。
こんなに細かい解説する実況者いるだろうか?(8:56:33〜)友田さん曰く、完璧な解説のためにシャドバの休憩時間にシャドバをやるという過剰労働をやっており、今回の解説は変なテンションになっていたようだ。

最後に、今回のリーグで個人的に一番好きなシーンを紹介する

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うん・・・(5:52:23~)
→逆ヴィンセント(5:53:38~)
リグゼがギガンティックブロッサムでヴィンセントをロックした時の実況「とりあえず動くなと、逆ヴィンセントですね」
さらっと流れたけどめちゃくちゃ笑ってしまった。

おまけ(今回使用されたデッキや小話)

今回プロリーグで使用されたデッキは以下サイトにまとめてあるのでコピーして使ってみてほしい。

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このお茶の水にある二郎だが、十字路を挟んでおり、並び方が難しい。筆者は初見でどこに並べばいいか分からなくて食べずに帰宅したことがある。

あぐのむのドロソマシマシ人形ネメシス。ストレスなく回せるのは評価したい。ランクマだとリーサルターン遅くて余裕あるから安定感がある。〇〇ナーフしろ系動画に味を占めるのは結構だが、はやくレートで結果出してくれることを期待。



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あと、ここのきょうま選手の択が理解出来なかったのでわかる人教えてほしい。彼はこの場面、イメラに撤退を打ったのだが、どう見てもイメラ人形踏みスティール3/3踏み→スティールに撤退が丸いと感じた・・・

今回はここまでにする。忙しくて推敲する時間がなく(無料だから許して欲しい)、駄文が多いかもしれないがシャドバに興味持ってもらえたら嬉しいことこの上ない。いいね、拡散orご意見頂けるとモチベになる。

以上 



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