いいよ
時々手がぶつかったり、なにかしらのアクシデントで息子を泣かせてしまうことがある。
そんなときに、息子に
「ごめんね、許してくれる?」と聞くと
めちゃめちゃ泣きながらも
「いいよ」と許してくれる。
即答だ。
めちゃめちゃ泣いてるのにすぐ許してくれる。
そんな息子を見てるとすごいな、こいつやさしいなと思うんだけど
ふと、これって私や夫が息子から「ごめんなさい、ゆるしてください」って言われたときに「いいよ」って許してるからじゃないかと気づいた。
息子がゆるしてくださいって言い出したときは笑っちゃったけど、園かテレビかYou Tubeで覚えた言葉だろう。
正直なところ、思いっきり息子の手が私に当たったり(本当に痛い)、カーペットの上をおもちゃやらお菓子の粉やらでぐちゃぐちゃにされたときなんかは、即答で許したくないときもある。
それでもなんとかドスのきいた低い声でいいよと言っていたのは、こういう効果になるんだな。
いやだよ、許さないよって私が言っていたら、息子も真似をするんだろう。
そう思うと子育てとはなんて責任重大なんだろうか。
息子のまっすぐさ、明るさ、おっぺけぺーでお調子者のところも
なるべく親がねじ曲げることのないよう、そのままの性質で育ってほしい。