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どんな感情もその人を彩る┆インサイド・ヘッド2が良かった話
好きな映画が増えた話です。
外出先での空き時間にふらっとみてみた「インサイド・ヘッド2」が刺さったので紹介します。前作の「インサイド・ヘッド」は未視聴でしたが、全く違和感なくみれました。
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本シリーズは、「少女ライリーを幸せにすること」を共通目標にしている”様々な感情たち”を脳内で擬人化した様子を描く。
最新作「インサイド・ヘッド2」では、ライリーが思春期を迎えて新たな感情が加わり、感情に振り回されてしまう苦しい状態から、自分らしさを取り戻すまでのストーリー。
本作品をみて、「脳内って本当にこうなっているのかもしれない」と思わされる仕組みがたくさんあって、すごくワクワクした。例えば、一日が終わって眠りについたあと、思い出や記憶があるべき場所に整理されていく様子の映像とか(みてほしい)。
また、感情が少女ライリーに指示を出すわけだが「感情に左右されている」という印象にならなかったのは、各感情が思いのままにそれを表に出すわけではなく、「ライリーのためになるか?」という観点で協議し一定以上は理性的な判断がなされていたからだと思った。
一方で、「悲しいときには悲しむことも必要よ」と適度に感情を放出させてあげる場面も、一瞬のシーンだったけれど印象に残った。そのとおりだなと思って。
ピクサーのつくる世界観やキャラクターって、みるとほぼ間違いなく好きになる気がする。(小さい頃はモンスターズ・インクを無限にみていた人)
以降、ネタバレ注意です⚠️🚨
・ヨロコビが、ネガティブな思い出を記憶の片隅にまで追いやる装置を開発していて、最初見たとき「めちゃくちゃ良いな😂」と思った。ただ、最終的に、そういったネガティブな思い出も全部含めて「今の自分らしさ」が作られているという回収の仕方に、はっとさせられた。
・「特別な思い出」と呼ばれる自分らしさに大きく影響を与える思い出を保管する泉があるが、それらが集まって「私は〇〇(例:いい人)」というセルフイメージが作られていた。本当にこうなっていそうすぎる〜〜。
最終的には、〇〇の部分には色んな言葉が当てはまる。矛盾もあるけど、そのままでいい、というメッセージが伝わってきた。何事も「白でも黒でもなく、グレー」というような解釈。
・ライリー以外の脳内の感情たちを映す描写が、面白かわいい。🥹(親子喧嘩のようなシリアスなシーンも楽しく見れる)
・終盤、「シンパイ」が暴走したときに出ていた嵐のような竜巻が流石に強力すぎた。笑
感情に支配されてはいけないが、感情は人生を彩ってくれる大切なものであり、どの感情も愛おしく感じられるなぁ、と温かい気持ちになれる作品でした。😌
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